増子は出ないといっても本音は別、裏では出馬を画策。

昨日、今日と福島県内の地方紙では、一面トップに県知事選の記事が出ています。

その中に民主党の参議院議員・増子輝彦氏が出馬しないと語っていることが伝えられていますが、あれは嘘です。増子は口では出ないと言っておきながら、影では側近達に「出馬要請しろ」という工作をしています。2年後の参院選では岩城光英と1人区を争うわけですから、この数年、県内をくまなく足ってきたことを無駄にしたくないのでしょう。

民主県連幹事長は亀岡義尚で、もともと玄葉光一郎の秘書ですから、県連内の立ち位置は玄葉寄りで、反増子です。連合福島の今泉裕も口だけの度胸なしですから、増子の強い個性にビビッています。ですから四者会談で内堀副知事を推薦などと言っても、増子はこれら県連の動きは最初から計算の内です。だから、最後のチャンスを生かそうと、どんなことをしてでも出馬に向けた動きをしてくるのです。民主系が渇仰してます。

内堀雅雄にも問題はたくさんあります。雄平不出馬のニュースが流れた途端、双葉町村の首長らが即、内堀に出馬要請をしましたが、話が出来過ぎです。これは自民県連反主流の憲保派の急先鋒、吉田栄光が各町長に圧力をかけてやったことです。自民県連が押す鉢村健も、土曜日の事務所開きに圧力が掛かりましたが、これも憲保一派の画策だと言われています。正確に言えば憲保一派というよりは、内堀を押す勢力で、中間貯蔵施設の大きな利権を狙うグループのことです。

内堀出馬となれば古傷がボロボロ出てくると言われていますが、序盤で鉢村が叩かれたように、全員が満身創痍の戦いになるでしょう。この投稿サイトに鉢村が辞めたいと漏らしたことが書いてあったようですが、鉢村氏に確認したら「そんなことはない」と否定していましたし、今でも精力的に県内を飛び回っているようです。このままでは自民県連の分裂も本当にあり得るかもしれませんね。

 私たち福島県民としては、政府の言いなりになるような内堀だけは選びたくないものです。増子も人望はないがガンバレ。鉢村も意地を見せろ。

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報道見る限りでは増子不出馬と受け取れますが、今まで必死こいて運動してきたのですから、本心では出馬したいのでしょうね。

雄平知事不出馬と同時に、双葉6町の町長らの内堀副知事の出馬要請は、確かに出来過ぎです。以前から示し合わせておかないと揃って(全員ではなかった)県庁まで来るのは難しい筈です。この投稿にあるように、きっと何かがあるのでしょう。やはり“利権”ですかね。

自民県連推薦の鉢村も動きを止めていないようで、ますます調整は混沌としてきて、もう一波乱も二波乱もあることは間違いないでしょう。福島県内発行の月刊タクティクス9月25日発売号に詳報予定です。是非、ご一読下さい。

<「投稿サイト」編集部>