救急患者受け入れを停止している北福島医療センター

伊達市の公認救急指定病院の仁泉会北福島医療センターが、常勤ドクターの退職や看護師不足により、救急患者の新規受け入れを実質停止していることが、退職した内部関係者から聞こえてきました。
北福島医療センターは、もともと伊達市保原町城の内にあった保原中央病院の入院病棟が、伊達市箱崎地内に建設された220床を有する伊達市の中核医療拠点として開業しましたが、仁志田市長の実兄である仁志田博司元東京女子医科大学小児科主任教授の仲介により、福島県立医科大学以外の大学病院よりドクターの招聘を繰り返したために、ドクター不足に陥っただけでなく、昔からの常勤医や看護師・医学関係者の退職が相次いだことなどにより人材不足に陥り、急患受け入れが困難なため、伊達市地方消防組合の救急車も同センター前を通過し、公立藤田病院や日赤病院に駆け込むのが日常化しているといわれています。
「健康福祉都市」づくりを選挙公約に掲げ、市長選挙に再選した仁志田市長ですが、実兄が行った行為が、ともすれば伊達市市民の救急医療を崩壊させる元凶となったことはどうお考えなんですかね?
救急指定病院が急患患者を診れないのでは、「健康福祉都市」って単なる選挙アピールにすぎなかったんですかね?消防署を新築し、救急車を新しくしても、ドクター不足の病院に頼らざるをえない、伊達市市民の健康って守れるんですかね市長さん!
(投稿ネーム:伊達市民の命を守ろう会)
—————————————-—————————————-—————————————-————高齢化に伴う患者数の増加や、都市部への医師の流出などにより、特に地方での医師不足が深刻なようですが、改善策を講じ、地域医療体制の確立を担うべき市長が、よりによって身内の失態がもとで救急医療を停滞させたとすれば、見過ごせない問題ですね。
急患の「たらい回し」がもとで、助かるはずの命が守れなかった、などという悲劇が繰り返されないよう為政者には気を引き締めていただきたいものです。
<「投稿サイト」編集部>