県政史上、自民県連推薦候補を党本部が潰したことがあっただろうか?

月刊タクティクス今月号とても面白く読みました。

脱原発が争点だった滋賀県知事選で、大物議員を数多く投入しても敗れた自民党ですが、これにより安倍総理は負けない知事選を模索するあまり、戦わない戦略を選択しました。

知事選を模索するあまり、戦わない戦略を選択しました。 なぜなら、福島県知事選で自民が負けると、11月の沖縄県知事選では、現職仲井眞知事が基地の辺野古移転容認で、全く支持率がなくなり、敗れることが予想されているからで、知事選三連敗となれば、安倍総理の政権運営に陰りが出てくることになります。

だからといって、自分の政権運営のことばかりを考えて、福島県民に選択肢を奪った事は許せないことです。世界では類例の少ない原発事故の被害者たる私たちの福島県の復興の将来を左右する知事選を選ぶのに、他の県民より真っ先に娘や家族を逃すような男に県政を任せようとすることが理解できません。自民県連首脳の考え方は決して間違っていないのかったのです。

問題は鉢村候補を潰すと、主導権を握ろうとした輩達の問題があります。

福島県政の歴史の中で、自民県連が推薦した候補者を潰すという事はなかったはずです。今回の鉢村潰しは、必ずや県政史上汚点として語り継がれることでしょう。もちろん福島県民の選択肢を奪った安倍も許せません。

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お陰様で今月の月間タクティクスの売り上げは、出だしから好調です。それだけ県民は安倍政権に選択肢を奪われたことに怒りを覚えているようです。県知事選自民三連敗の図式を完成させるためにも、本誌が推薦し続けている熊さんをよろしく。

熊さんは岩手という小沢一郎の牙城の中で、凛として圧力に屈することなく市政運営をしてきた人です。投票が終わる最後までこの歩みを続けましょう。

<「投稿サイト」編集部>