県議選、福島市選挙区の明と暗

大震災によって任期を半年以上延ばして11月になった県議選も今回で2回目となった。第18回福島県議選(定数58)は、11月15日投開票が行われ、自民が2議席を落とし、過半数に届かなかった。逆に民主は3増し、先の安保法案審議の溜飲を下げる結果となった。
定数8の福島市選挙区には10名が立候補し、現、元、新が入れ乱れての混戦となったが、一歩抜け出していたとの前評判の丹治智幸が予想を大きく下回って伸びず、88票差で次点に泣いた。
本人は次期福島市長選に意欲があったと言われているが、中には県議は市長へのステップではないとの厳しい意見もあったのは事実。
前回、予想以上に票を獲っただけに有権者間の田の草取りを怠ったからか、奢りが生じていたのか、これからの4年間の生き方次第であろう。まだ44才と若いのだから。
ピンクのおばちゃんこと桜田葉子のライバルは自民の西山だと早くから言われており、自らの得票を延ばすため、他候補陣営の地盤に入っても、「〇〇さんはもう抜けだしたから、私に一票を下さい。」と小まめな選挙戦を展開。そのせいあってか、2位以下に約2000票の差をつけ見事トップ当選。
次は議長か市長か参院選か?その未来はよりどりみどり、いやピンクのようだと言われ始まっている。
選挙中盤戦には佐藤雅裕(自民)と髙橋秀樹(民主)の何れかが、ワースト2と言われていたが、結果は次点、丹治との差は131票差の中に3人が入っていた。この3人は僅かの風向きに当落が決する微妙な位置に居たようだ。
中でも佐藤は、故佐藤たつお代議士の娘婿という殻から脱却したがっているのは見え見えだが、自前の後援会作りが出来ないのだから次も同様に苦戦に陥るだろうことは目に見えている。
それにしても高橋(民主)は県議になって何をやろうというのだろうか。
(投稿ネーム:4年間歩みを忘れて勘違いしていた男達)
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開票の翌朝、6時半頃に2位当選の西山尚利が市の市場で挨拶まわりをしていましたね。投稿に登場しているS県議は朝8時にはまだ夫婦揃って事務所にいたそうです。この差が上位当選者と当落線上にいる候補者との差なのでしょうね。選挙を勝ち抜くには、なんと言っても後援会活動が一番なのですよ。この問題は月刊誌の方でも詳報することを検討中です。
<「投稿サイト」編集部>