「内堀の二の舞は嫌だ!!」と副知事ポストを蹴った企画調整部長。

内堀雅雄知事(東大経済学部卒)が誕生して4ヶ月。この2月定例県議会に、畠 利行農林水産部長(福島高から東北大経済学部卒)が副知事に提案され4月1日から就任予定だ。この1月の鈴木正晃総務部長(安積高から東北大法学部卒)の副知事就任に続いて副知事2人体制が戻ってくる。でも、何故、農水部長なのか?という声も意外と多い。その陰には内堀知事の指導力不足、リーダーシップの欠如が囁かられている。

内堀知事は、総務省出身で、東大法学部卒のキャリア近藤貴幸企画調整部長に打診したようだが、本人の意向は「本庁に帰りたい」というのが本音だったようで、あっさりと蹴られたようだ。もし副知事に就けば、内堀同様に本庁に帰れなくなって飼い殺しになってしまうと踏んでいたようだ。そうなれば本庁の課長ポストに就けなくなってしまう。序列からいうと、藤島初男直轄理事(安積高から東北大法学部卒)あたりが、4月から直轄理事制度が廃止されることから適任ではないか」と見られていたが、そう出来ない裏情報があった。

藤島氏の遠縁に鏡石町出身の・斉藤健治・元県議会議員がいて、先の知事選では自民党独自候補擁立に動いた中心の一人であったことから、露骨にそうも言えないため、「医大の事務局長から上がった人間であり主要部長を経験していない」という理由をつけて畠氏を副知事に選んだようだ。いかにしても内堀知事の擁立に動いた周辺の小舅達(こじゅうとたち)の考えるような人事である。早くも県政は内堀より周辺の意向が強く反映することを浮き彫りにした副知事人事だった。

今回の副知事人事を見て分かるように、県の復興と発展のための中軸となるべき人選で、最初から躓く(つまづく)ようでは、今から先が思いやられますね!!

就任4ヶ月の内堀雅雄知事。手腕を奮えるか!!


4月から副知事就任予定の畠利行農水部長(右)

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内堀知事の声って良く響いて通る声ですよね。でも、この投稿を見ると声が良いだけでは相手を説得するのは難しかったということですね。

いつか、この辺りの裏情報を月刊タクティクスの方でも取り上げてみたいと思います。それまで皆さまからの情報をお待ちしております。
<「投稿サイト」編集部>