50億以上利益を減らしている東邦銀行

震災復興の被災者補償金の入金バブルで約5兆円の預金残高を誇っている福島県指定金融機関の東邦銀行ですが、3月期決算で前期に比べて4割減の50億円以上の営業利益の減少になることが、日本経済新聞・東洋経済などの経済紙から一斉に報じられました。
日本銀行のマイナス金利政策で利益が大幅減少するというコメントを出している東邦銀行ですが、七十七・常陽・足利・第四の隣接地方銀行は2割から3割の減収で、東邦銀行のように4割以上の減益行は存在しないそうです。
またアナリストからは、「福島・郡山・いわきで銀行間の貸し出し競争に敗退」しているから、利益のでかい金利手数料が稼げず減収減益だと真実をコメントされているようです。
預金は黙って集められるけど企業貸出が出来ない「ボンクラ・イエスマン」行員だけ残しても企業存続は出来ませんよ。部下を叱る前に、減収減益の経営責任を取るべきですよね、落第点しか取れない東邦銀行北村頭取さん!
(投稿ネーム:会社四季報オンライン)
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これだけの低迷ぶりは、まさに「あぐらをかいた商売のツケ」と言えるでしょうね。銀行の本業は、有望な企業に「融資し」「育てる」ことに存在意義があるはずですが、投稿者のご指摘のように、融資を渋り安易な手数料商売に走っているからこのような数字になるのでしょう。森金融庁長官は文藝春秋で「(ドラマの)半沢直樹を見習え!企業を育てろ!」と低迷激しい銀行業界を叱咤していましたが、生き残るためにも銀行の利益ばかり優先せず、顧客の利益を第一に考える方向転換が必要ではないですかね。
<「投稿サイト」編集部>