内堀知事って、東電小早川社長による福島第二原発の再稼働を止める気あるの?

県議会において昨年12月の定例会で東電福島第二原発全基廃炉を求める意見書が全会一致で可決されたのは記憶に新しいですよね。それを受けて内堀雅雄知事も「県民の総意」として東電に第二原発の廃炉を再三要請していたと思います。しかし、東京電力ホールディングス社長の小早川智明氏はそんなことは全く意に介さず、福島民報社のインタビューには、「総合的に勘案して判断していく」などと言っていました。つまりこれって要約すると、福島県の都合なんか知らねえよ、こっちは東京電力の都合だけで動いてんだよ、という意味ですよね。震災から6年経った現在、東電はもう福島県に対して元通りのでかい態度を取っても良い時期が来たと判断していますね。だからこんなに舐めた態度をとるのだなあ、とつくづく思います。
運転開始から35年経っているので、原則40年の廃炉という判断も迫っている第二原発ですが、
小早川社長は「地元の意見や国のエネルギー政策、福島第一原発の廃炉のバックアップ機能などを総合的に勘案して判断する」などと言っていました。取ってつけたように「地元の意見」とか言ってますが、実際は第二原発を稼働させる気満々であり、社長としてそれをやって社内に武勇伝を残したいぐらいに考えているに違いありません。
福島県民として一番不安を感じるのは、なんだか内堀雅雄福島県知事が、最近東電にフラフラと日和ってきているように見えることです。タテマエだけじゃなく、本当に第二原発を廃炉にさせる気があるんだかどうだか、本気で県民に見せてほしいところです。
(投稿ネーム:農園経営者)
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そのご意見、本当によく分かります。そういった漠然とした不安を感じている県民は現在結構多いでしょうね。先日も編集部近くの居酒屋でそんな話題をしている一団がいましたね。「内堀は結局『官僚』だからなー。」というのが決まり文句のようです。自分の政治生命とか、損得勘定が強い人間ですから、県民の想いなど、どこで放り出されるか分からないという不信感が根強いですね。
<「投稿サイト」編集部>