核のゴミ、こっちさ寄ごす気が?!

7月28日に、経済産業省発表の変な色分がされた地図を見ました。これって、「核のゴミ」を処分する場所として優秀な土地をまとめた地図だそうですね。
処分場所として、「好ましくない」のオレンジ色、「好ましい特性が確認出来る可能性が相対的に高い」の薄緑色、「輸送面でも好ましい」の緑色の3色で構成されているようですが、これって、日本全体の3割が緑色になっているじゃないですか!
原発については「過疎地に設置する」って言ってましたけど、ゴミ処理場はどこにでも作れるぞ、って言い放っているのと同じですよね。偉そうに何が、「好ましい」だ!と感じます。こっちは全然好ましくもなんともないわい、と憤慨している人間がとても多いと思います。
しかも県庁所在地の殆どが該当しているのって、脅しでもかけてるつもりなんですかね?
経産省の冷徹無比な傲慢さが感じられて、私は不愉快極まります。タクティクス編集部では、これをどう捉えているんでしょうか。
(投稿ネーム:トイレなきウンコ)
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この件、かなりの論争を呼んでいるようですね。まあ国のこうしたスタンスは大分前から感じていたことなんですが、こういう時に最もタチが悪いと感じるのは、明らかに原子力ムラのプロパガンダである内容を無批判に報道する大手メディアの存在です。福島県唯一の社会派雑誌としては、こういうアホなメディアも叩いていく必要があると感じています。
<「投稿サイト」編集部>


 
科学的特性マップの東北部分。