今回の解散総選挙、国民として納得出来ません。

自民党が10月22日を総選挙と位置づけて内々に動いているという内部情報を、党関係者である知り合いから聞いたところです。何故今解散するのかという理由が、自民党内においても公然と「ここで解散しないと安倍政権にとって一気に不利になるから」だと語られているそうです。何が不利かと言えば、勿論森友学園・加計学園問題に決まっています。この問題を次の国会でも野党側から取り上げられる事から逃げたいという一心で安倍総理が断行したのが今回の解散であることは間違いありません。しかもこの時期に民進党は山尾議員の不倫疑惑により混乱して離党者も続出し、また小池陣営も側近の若狭議員が目指している新党の準備が十分に整っていないと見て、自民党にとって早い方が有利だという非常に利己的な理由だけで進められていることです。
こんな、敵前逃亡みたいな解散は前代未聞であるし、国民として、こんな茶番に付き合わされることは我慢ならず、私は絶対に納得出来ません。
(投稿ネーム: 解散権濫用禁止)
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そうですね。世間からは「大儀なき陰蔽解散」と揶揄されている今回の解散劇ですが、安倍さんの、「今なら勝てる」という計算自体、全く根拠の無いもののようです。そもそも自民党自体がこれまで実施してきた選挙情勢調査でも「自民党30~50議席減」という予想が出ているようなのです。安倍さんは、自民党が政権を奪回した12年総選挙や、14年総選挙のように華麗に圧勝するドリームを見ているようですが、党利党略だけの解散だと見抜いている国民がそんなに自民党を支持するとは思えませんし、森友・加計疑惑で見せた傲慢な対応も大きなマイナス要素です。例えば、「このハゲー!」でお馴染みの豊田真由子議員のような“魔の2回生”が全員淘汰されただけで、100議席減なのです。そもそも現在288議席もある自民党が大きく議席を減らすのは間違いありません。これまで国民を舐めてきたツケを一気に支払う機会になりそうですね。
<「投稿サイト」編集部>