福島1区の金子恵美候補は共産党なんですか?

解党前の段階に民進党が共産党との共闘解除を決めた際、フェイスブックで前原誠司議員を「腐っとるな前原!!」と罵倒した誰かの投稿に 「いいね」を押し、自分のフォロワーに拡散していた事件ですっかり有名になった福島1区の金子恵美候補ですが、これで事実上前原陣営とは絶縁し、今回の選挙は希望の党でも立憲民主党でもなく、無所属で出馬している訳ですよね。
(画像を添えました。)

しかし無所属とは言っても、実質彼女は共産党なのではないかと疑っています。私も福島1区の有権者の一人ですが、自宅の電話に共産党から「金子恵美をよろしくお願いします。」という電話が連日に渡って執拗に何度もかかってくるからです。これが本当に不愉快です。野党共闘ということでやっているのでしょうが、単に与党に勝つためだけに政策がバラバラな野党が妥協で共闘している姿勢には私は疑問があります。「反自民」だけで一致して仮に自民党に勝利したところで、その先に展望があるとは思えず、寧ろ不安です。また根本政策の一致がない野党共闘で単純な票の足し算が成立すると思っているのは大きな間違いだと思います。例えば私個人は元々の民進党支持者であり、いつも金子恵美氏に票を投じていた者ですが、共産党と組んでいるようなので、今回は考ええ直しています。もちろん私とは逆に、「元民進党絡みだから投票しない」という共産党支持者も存在するでしょう。選挙に勝ちたいのであれば机上の票の足し算ではなくあくまで政策で勝つべきだと思います。経済政策、安全保障政策などで与党より説得力のある政策を打ち出し、その理念をしっかりと押し通すべきです。それが有権者に認められれば小手先の野党共闘などせずとも選挙に勝てます。
理想と現実は違うと言われるかも知れませんが、私は安易な野合にはアレルギーを感じます。
こういう人間もいるということを知りながら、選挙に臨んでほしいと思います。
(投稿ネーム:福島1区有権者)
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福島1区有権者さんのご意見は、至極真っ当なものですね。ある政党がその候補(この場合は金子恵美候補)の応援をし、仮に当選した場合、当選した議員は何かにつけてその政党の意見を聞かねばならなくなる「しがらみ」が発生するという現実が間違いなく存在します。つまり、例えば共産党を支持していない人(極端に言えば嫌っているような人)が、元々民進党候補としての金子氏を支持して票を投じていたのに、今回については共産党の政治的な権益を増やすことになるという矛盾に憤りを感じるのはごく自然なことだと思います。本来的には、政治家が選挙戦に勝つためだけの都合に有権者の方が振り回されるのでは本末転倒です。誰しもが持つ、貴重な1票です。逆に、今回のような事例も含めて候補者を選ぶ判断基準に加える、という方向で良いと思います。
<「投稿サイト」編集部>