退官時の肩書きは内堀さんより5階級も上だったと自慢する木幡福島市長と、困惑の色を隠せない内堀知事

今年12月8日に誕生したばかりの木幡浩福島市長ですが、復興庁福島復興局長を最後に退官して市長選に臨んだのはご存知の通りです。
飯舘村出身で原町高校から東大経済学部卒で総務省入りし、官僚としてエリートコースを歩んできた上級官僚時代の癖?なのか、現役時代は結構威張っていたと言われています。
首長としてどれだけ手腕を発揮出来るかは未知数ですが、市長選ダントツの得票はそれだけ市民の期待が大きいことの現れとも言えました。
しかし、最近聞こえてくるのは市政とは全く関係ない場外での酒席でのお話ばかりです。
県議や強力な支援者達の前で、酒が入って舌が滑らかになってくると、内堀知事と名指しこそしないまでも、「私は退官時は局長でしたからね。格下の人でも知事になっている人もいますから・・・。」と、総務省の地方財務局の課長補佐や福島県の企画調整部次長に就いた内堀知事と比較すれば、5階級も上のクラスだったことを木幡さんは話したそうです。長野県出身で東大経済学部卒の内堀さんは、木幡さんより若く後輩にあたるのだそうです。
この話は木幡さんと酒席を共にした県議達を通じて内堀知事にも知らされたようで、これらの話を聞いた瞬間、内堀知事は一瞬ムッとした顔をしたと言われています。このような話が伝わっていくことによって、自分(内堀知事)が如何に下級官僚だったかがバレるので非常に嫌がっているようです。東大卒の人は皆プライドの塊のようなものですから、それを刺激されるのは相当嫌なことらしいですね。
そういえば、元知事の佐藤雄平さんも「内堀は東大卒と言っても法科でなくて経済なので、他の省庁にも戻しようがない。」とこぼしていたというのは有名な話です。でも知事選の話がきて安倍首相が不戦敗を掲げ、自民・民主相乗りの知事選を決めたためラッキーの波に乗って知事になることが出来ました。来年度は福島市も中核市に仲間入りしますから、許認可権では県と同等の部分も出てきます。今後、このプライドのぶつかり合いはどう推移していくのでしょうね。追跡してみると面白いかも知れません。ひょっとして木幡さんは「いつかは知事に」なんて言い出すのかも知れませんね。
(投稿ネーム:言いたい放題居士)
—————————————–
木幡さんと内堀さんの間で繰り広げられる、東大卒同士のプライドをかけた無邪気な競い合いは、今後の見ものとなっていきそうですね。それにしても、東大卒だけをいつまでも心の拠り所にしている政治家は結構いますね。以前、宮澤喜一氏が総理大臣だった際に、新人の議員に必ず「君はどこの大学卒業かね?」と質問し、東大だったら仲間として可愛がり、それ以外だったら無視していたエピソードが思い出されます。この二人同様、見ていてなかなか滑稽なものですね。
<「投稿サイト」編集部>