収益優先が見え見えになった福島駅東口再開発事業

7月6日に福島駅東口の再開発ビルについての記事が一面トップで報じられていました。
福島市にとっては非常に素晴らしい事業ですが、オヤッ、と思った事が一つあります。規模的に延べ床面積八万平米は県内一とのことですが、以前から市で言われ続けていたコンベンション機能を持った施設については何も触れられていませんでした。
駅前にただのマンションだけというのでは、これだけの事業規模の割には寂しすぎます。
収益を求めるだけの事業であるなら別のエリアでの分譲マンション計画で良い筈ですが、福島市の駅前に賑わいを創出するための事業の筈です。どこかのT銀行の思惑が見え隠れし過ぎて嫌な気分になります。これまで開発主体となってきた未来○○○は30年後の福島を見据えて分譲マンションをやりたくて推進してきた事業なのでしょうかね。
今後、公的利益が反映されない事業ならあまり意味を成さないものになってしまいかねません。福島市には公会堂といい、図書館といい、老朽化した公的建物が多いのですから、今回の再開発で何かもう少し社会に貢献する建物を残してもらうことは出来ないのでしょうかね。
(投稿ネーム:とほほのほーBANK)
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これは、本来市民に還元されるべき、福島市最大の公共事業が、今まさに一金融機関の収益優先の思惑によっていいように捻じ曲げられようとしている忌々しき出来事ですね。投稿ネームにもあります通り、このままそれを通用させてしまっては、正に福島市民にとって、とほほのほー、と言うしかない事態、ということになってしまいそうです。
<「投稿サイト」編集部>