ヤスタ創建、無知ほど恐いものはない!

5月25日に福島市水道局から制限付一般競争入札で渡利(浄水場)第一取水口施設他撤去工事(解体工事)を約2億円で落札した福島市上野寺の㈱ヤスタ創建ですが、竣工は来年3月20日までとなっていますが、阿武隈川という一級河川に関わる工事ですから、国交省の河川工事に於いては出水期とされる6月1日から10月31日までは、工事を原則として行わないことになっています。
最近、出水期にも安全管理上問題の無い作業については一部規制緩和されてきましたが、堰堤や取水口の工事は渇水期に工事が成されることが大前提です。
ところがヤスタ創建は台風等の出水期であるのにも関わらず9月中旬に工事用車両等の通行のため提体上に鉄板を敷き、工事を行おうとしていたのです。
これを国交省河川事務所の河川パトロールカーに発見され、福島市の上層部に警告が発せられたというのです。福島市の山本副市長は国交省の出ですから、その関係で直接話が伝えられたのではないかと見られています。当然、ヤスタ創建は市水道局建設課からお叱りを受けたといいます。ただ、文書ではなく口頭での注意だったために、周辺には知らんぷりを決め込んでいるようです。
こんな不良業者には正義の鉄槌を与えてください!
(投稿ネーム:無知ムチ社長)
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同様の指摘が本誌にも届いていましたのでヤスタ創建に出向き、事実関係の確認をしようとしたところ、安田社長、三瓶副社長共に「そんな事実は無い。契約日は11月1日になっているのだからそのようなことは有り得ない」と嘘八百を言うばかりで、完全否定でした。市水道関係者によれば、「同社は河川関係工事の経験が乏しいため、良く分かっていないのではないか」とのことです。
せっかく投稿をいただいている訳ですから、本誌の次号11月号にて特集を組んでみたいと思っています。ご指摘のような、鉄槌を下せますかどうか、次号発売をお楽しみにお待ちください。
<「投稿サイト」編集部>