迷惑千万極まりない、金子恵美代議士の押売りパフォーマンス

伊達市梁川町在住の者です。梁川町では、現地の出身で福島県初のオリンピックマラソン選手として第7回アントワープ大会(1920)や第8回パリ大会(1924)、2回の国際オリンピック大会にも出場した三浦弥平氏という偉人の功績を記念して三浦弥平杯ロードレース大会というものが毎年開催されるのを、皆とても楽しみにしています。先日の10月21日(日)にも、第39回大会が盛大に開催されたのですが、開会式の場には、地域選出の代議士である金子恵美、亀岡偉民の両氏も祝辞を述べに来てくれていました。
そこまでは良かったのですが、開会式終了後、実際にロードレースが始まる段になって、金子恵美代議士が「号砲(スターターピストル)を自分に撃たせて欲しい」と言い出し、大会関係者と大揉めに揉める、という場面を見てしまいました。
大会関係者にしてみれば、三浦弥平氏を記念する大会であるだけに、例え地域のマラソン大会ではあっても日本陸連の公認審判員の資格を持った人にスターターを担当してもらう本格的なロードレースとして、大切にしながら長年育んできた大会です。
それを、突然ド素人の金子恵美さんにピストルを撃たせろ、と言われて、あっさり渡すなど有り得ない、と思いながら私も見ていました。
これはあくまでも傍から見た私の印象ですが、折角祝辞に来たんだから号砲ぐらい撃って当然だという、高圧的な姿勢が感じられました。地域に根ざした政治家が純粋にこの行事に祝辞を述べにきたというよりは、次の選挙に向けたパフォーマンスで来ているという印象です。だから、祝辞に時間をとった分、「元を取って帰る」みたいな不純さが感じられ、非常にガッカリしたのを覚えています。
結局、三浦弥平杯ロードレース大会の関係者にしてみれば、地域の想いが込められている大会を軽く見なされ、プライドも傷付けられた感があります。最終的には、一体あの人は何をしに来たんだ?という印象の出来事になってしまいました。
こういう、将来の自分の選挙戦だけを見据えた政治家のパフォーマンスに地域が利用されたり、気持ちを踏みにじられたりするのは、本末転倒だと想い、本当に悔しい思いをした日曜日でした。
(投稿ネーム:阿武隈BOY)
—————————————–
秘書を苛め抜いてすぐ辞職される事ではかなり有名になっていた金子恵美氏ですが、最近はこんな事をやっていたんですね。地域行事に行けば喜ばれると思って政治家が大威張り出来る時代はもう終わったとも言われていますが、まだまだその感覚でいる人もいたという事でしょう。結局、自分の政治生命の為に地域行事を利用しているだけでは、最後は誰もついてこなくなるという事実に気付かないのでしょうか。実は、金子氏については同様の苦情めいた内容が他からも上がってきており、最近、目に余る状況になっているようです。機会がありましたら、そこも掘り下げていきたいと思っております。
<「投稿サイト」編集部>