LCC エアアジアが消息不明。

インドネシア・スラバヤ発シンガポール行きのLCC(格安航空会社)エアアジア QZ8501便が28日、消息を絶ちました。2001年には保有機数が2機のみだったエアアジアでしたが、180機以上を展開出来るほど業界大手にまで成長していました。しかし今回のフライトの消息途絶を受けて、今までにない困難な状況になっていますね。

このサイトで以前LCCの記事が掲載されていましたが、LCCとは大手航空会社より、値段が安く日本国内にも参入してきており、近年利用者が非常に増加しています。

しかし、値段が安い分サービスが適当、態度も悪く苦情が多いのも現実です。遅延は当たり前なので、最終便に乗ろうものなら、機材(飛行機)が搭乗時刻に間に合わず欠航、遅延して、飛んだとしても目的地にかなり遅く着くこともあり、最終のバスや電車が出発してしまって、タクシーで帰らなければならないことが多々あります。せっかく格安で乗った飛行機も、こうなると正規料金と結局同じ値段になってしまいます。

そんなLCCでも評判の良かったエアアジア。その甲斐あってか、前述した通り機数が非常に増え業績もよかった中でのフライト消息不明。先日消息不明になったマレーシア航空も結局海上に機体の破片が散乱していて、エアアジアも墜落したと考えるのが妥当でしょう。

LCCは少しでもコストを削減する為に、燃料もギリギリしか積んでいないといいます。機体を軽くし燃費を良くする為にです。その為、今回の事故とは無関係かも知れませんが、天候不良や機体の調子が悪くとも残り燃料の関係でなかなか目的地を変更し、別な空港に着陸するというのは難しいようです。悪天候の際は上空待機などせず、早々に出発地に引き返してしまうことも多いのです。

大手航空会社の格安航空券を購入するとLCCとは大差がありません。サービスが格段に違い、トラブルの際の対応も雲泥の差があります。

行方不明のエアアジア機の早期発見を願いますが、私はLCCは利用したくありません。

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何度かLCCを利用したことがありますが、カウンターが分かりにくい場所にあったり、機材が小さい為、搭乗ゲートから飛行機に乗れず、バスで空港の端まで行って搭乗したりと乗るまでも乗ってからも面倒が多い感じがします。

ともあれ、行方不明のエアアジアの機体を早く発見して欲しいものです。

<「投稿サイト」編集部>