「珍名」にしてまで政治にはお金がかかる小沢さん

小沢一郎氏が代表を務める「生活の党」が政党名を変更しました。昨日、この件で投稿があったのを見ましたが、国会議員が衆参合わせて4人に減ってしまい、比例代表の得票数2パーセント以上の規定も満たすことが出来ず、政党要件を失いました。

政党交付金を受け取る資格を回復する為には、基準日である1/1までに、どうしても1人入党させる必要があり、誰でも良かったというと語弊があるかもしれませんが、原発問題でお騒がせな無所属の山本太郎参院議員を加え「生活の党と山本太郎となかまたち」という憲政史上稀に見る「珍名」とも言える政党名に変更しました。はじめは冗談かと思いましたが。

執行部は無所属議員に片っ端から声をかけていたようで、亀井静香氏を軸に調整していたようですが振られてしまい、山本太郎氏に白羽の矢が立ったようです。以前だったら小沢さんの一声ですぐに人が集まったんでしょうが、よっぽど嫌われてしまったんでしょうね。

しかし、珍名、奇抜な政党名ですが、党関係者は一様に名前や今回の処置を評価しているとの事です。意外と頭の柔らかい人達が多いものだなと感心しました。

政治、党運営には非常にお金がかかるので、政党交付金を受けられないと小沢さんは死活問題です。政党要件をクリアする為には、なりふりを構っている場合ではないという事でしょうか。総務省もよくこの名前で受理したと思いますが、 お堅い政治の世界で一党位ユニークな名前があってもいいのかなぁとも思います。

小沢さんはもはや以前の力を取り戻すのは難しいと思いますが、この面白い名前の政党がいつまで存続することが出来るか興味があります。日本は新党が出来ては消えていきます。「生活の党と山本太郎となかまたち」が野党として生き延びるには、今後の運営が非常に重要なのではないでしょうか。

しかし、「なかまたち」っていうのは誰を指すんだろう。小沢さんを含めた残り4人のことなのか、もっと増える予定があるのか。まぁ、そんな事はどうでもいいですかね。

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新しい名前ですが何度聞いても傑作ですね。やわらかな政党名で、堅い信頼のおける党運営をして欲しいものですが、もはや政策や政治理念はどうなっているのか?と聞くのは野暮ってことなんでしょうか。政党交付金受け取る為だけの動きでしょうから。

しかし、誰が考えた名前なんでしょうか?メロリンQを連呼していた山本太郎だったらわかりますが、、、。

<「投稿サイト」編集部>