また、健康被害を無視した特定避難勧奨地点解除!!

今月28日に、南相馬市の放射線量の高い地域、特定避難勧奨地点について指定を解除することになったそうです。地元の人達は我が家に戻れると普通だったら喜ぶはずでしょう。しかし、本当に戻っても大丈夫なのでしょうか。

この指定解除によって福島県内から勧奨地点はなくなるとのこと。国は本当に何を考えているのでしょう。自民党が圧勝して、安倍政権がまだまだ続くことになりましたが、6号線を開通させたり(福島第一原発のすぐそばを走らせています)常磐道を復興と観光誘致の為に全線間もなく開通させたりと、放射能の恐ろしさを度外視した対応を打ち出してきています。これは原発推進路線一直線の安倍総理、安倍政権だからこそ行うのであって、これからの国民の健康被害など一切考えていないのではないでしょうか。

6号線の第一原発付近は、車内にいても線量が10マイクロシーベルト毎時を超えている場所も多く、もちろん外に出ればその3~4割増しになることでしょう。並行して走る常磐道も高線量なのは間違いなく、このような場所を観光の為に来る人もいる筈もなく、このような場所を子供を乗せて走る人はよっぽどのおバカさんとしか言い様がありません。

話は戻りますが、南相馬の今回指定解除になった地域は年間の被曝線量20ミリシーベルト(3.8マイクロシーベルト毎時)を下回り既に健康被害がないとのことで今回の解除を決めた訳ですが、このような場所に人間が本当に住んでもいいのでしょうか。子供の健康は守られるのでしょうか。

指定解除により、慰謝料が3ヶ月後には打ち切られるとのことで、人もどれぐらい戻るかわからないし、そんな場所で仕事などあるかどうかも疑問ですし、生活難民になるのは明らかでしょう。

原発をあちこちで早く再稼働させたい安倍総理は放射能の被害を今後もひた隠しにし、健康被害が出る子供たちはどんどん増えてくることは、私は素人ですが、間違いないと思います。

国の利益をより、今一番大切なのは、その国の将来を担う子供たちの健康です。安倍総理はその辺りどのような考えなのでしょうか。アベノミクスといい、消費増税といい、そして原発対応といい、安倍総理とその取り巻きには問題が大きすぎて解決不可能です。任期まで総理を続けず、病気になって退陣じて安倍総理よりマシな方がリーダーになってください。

最近では安倍総理のあまりにも無責任な発言に嫌悪感や吐気を覚えます。