イスラム国、死刑囚解放要求。日本、ヨルダン政府の対応は!?

イスラム国日本人人質事件で、人質の1人湯川さんが殺害された可能性が非常に高くなりました。もう1人の後藤さんが、殺害された湯川さんの写真を持っている静止画を、イスラム国と思われますが音声付きで公開しました。

声紋分析によると99.9%本人と一致したとのことで、湯川さんの殺害も政府としても否定出来ないようです。

当初、身代金2億ドルを要求していましたが、ヨルダンで収監されているイスラム国の女死刑囚の解放に要求変更してきました。安倍総理としては、身代金要求よりも難しい問題に発展したと言えるでしょう。ヨルダン軍のパイロットがイスラム国で人質になっていますが、自国の人質解放もまだ出来ていないのに、他国日本の人質のためにイスラム国の死刑囚を解放することなどあるのでしょうか。日本はヨルダン政府と交渉を行っているようですが、他国を巻き込むことになるのはもとより、イスラム国の要求を両政府がのめばテロリストに屈することになるでしょう。

安倍総理、日本総理はテロリストには決して屈しないと引き続き示していますが、死刑囚解放を求めれば世界中から日本はテロに屈したと批難されることは間違いないでしょう。

今後も安倍総理の判断が間違いのないことを願うばかりです。それが後藤さんの解放につながることになるでしょう。

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安倍総理の判断は今のところ正しいとはいえない状況で、湯川さんが殺害された恐れがあると、最悪な状況になっています。今後の安倍総理の決断一つで後藤さんの命が脅かされることになりますし、世界から見た日本というのが批難の対象にもなります。

しかし、決断が急がれます。

<「投稿サイト」編集部>