8月28日に起きた伊達市給食の異物混入騒動ですが、この不祥事の対応の遅さは異常ではないでしょうか。 ありえません。
①8/28日発生
②9/9保護者にプリントにて報告 (緑青は動物実験等により無害であるという内容を含むもの ←この説明も問題だ。)
③9/24異物に対しての途中経過をプリントにて
A 報告 10/2パン製造業者について9/29立ち入り調査の結果について、10/7から同じ製造業者で給食用パン納品を再開のお知らせ
この間 学校給食用のパンを納品はしていませんでしたが、他のパンは製造販売していました。 (製造ラインが違うからという理由のようです) 原因がわからない間もずっと製造販売できているということは許されるのでしょうか。
それに伊達市給食センター(保原)では炊飯する設備がないということで米飯給食のこのパン製造業者で、保原地区、月舘地区、霊山地区に納品していたということです。 もちろんこの米飯給食もパン異物混入騒動が起きてから原因がはっきりしていない期間も休むことなく同じ建物で炊飯され納品されていたわけです。 (違う部屋で調理しているから問題ないそうです)
食品の不始末でのこのような対応の仕方はあまり聞いたことがありません。ましてや学校給食です。 なぜにこのような対応になるのか、前回の記事にも書いてあったように市長に息がかかってるのではないかと保護者や伊達市内でももっぱらの噂になっています。
当事者の子どもたちの反応は、同じ業者に戻ることにがっかりしています。 それはどうしてかといいますと、給食の(特に)コッペパンがパサパサで美味しくなかったそうです。 牛乳がないと飲み込めないほどパサパサだったそうです。 この約一か月間違う業者(同市の製造業者で梁川地区の給食はこの業者のパンらしい)から納品されていたパンはふわふわして美味しかったそうです。
ここでも疑問が出ました。
同じ決まられた材料で作られているはずの給食がどうしてこんなにも違うパンになってしまうのか。 この部分も問題かと思います。 米飯もかなりべちょべちょしていていて(しゃもじにご飯がくっついてしまうほど)美味しくないそうです。
今まで同じ業者に給食の一部を委託してきたことも疑問ですが、このような問題がでたのならなおさら、ちゃんと入札制にするなり公平な方法で業者を選んでほしいものです。
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9/18に福島県北振興局と福島県北保健所が、大橋パン店に今回の学校給食用パン異物混入の件で、食品安全衛生法違反の容疑のため、査察が入りました。
パンを捏ねる機械(ミキサー)に付着していた錆は(緑青、ろくしょう)だということが判明しています。今時の食品業者で、錆が付着するような古い鉄製の機械を使うことも驚きですが、それを学校給食用の製造ラインに使用するとは最低ですよね。聞けば大橋パン店は菓子製造の許可だけで営業していたそうです。子供達が口にする給食のパン製造で起きた今回の異物混入ですから、もっと厳しいチェックが必要ですし、処分が求められます。
しかし、投稿の通り9月24日に伊達市学校給食センター所長名で公文書が保護者宛てにありましたが、動物実験等で無害であり、分解清掃をして、錆、その他を除去、今後も分解清掃を確実に実施し、清掃実施者以外の者で行うので、引き続き同じ業者に委託する旨の文章ですが、健康被害が極めて少ないから大丈夫というような、問題軽視な体質はいかがなものかと思います。
また、その間も別のラインで他のパンを製造し販売、挙句の果てに給食用の米飯提供をしていたとは驚きの一言に尽きます。
食中毒でも起こせば、営業停止になり、報道もされとても致命的なダメージを負います。それは再発防止の為には止むを得ないことなのですが、今回の件は、騒がなければ風化してしまいそうですね。
関西の知人は福島とは比較に出来ないほど、きびしいと言っています。
この件は10月25日発売の月刊タクティクスで詳報します。
お楽しみに!!
<「投稿サイト」編集部>