伊達広域急患患者で溢れている日赤福島病院

福島市に入江町から国道4号線を挟んだ八島町に移転改築した日赤福島病院ですが、毎日毎日御隣の伊達広域消防組合の救急車が早朝から駆けつけているようです。これが連日であるため、同病院は救急指定病院の機能を消失しているという状況が、研修医を派遣している福島県立医大医局から聞こえてきました。
人口6万人を有する須田博行市長率いる伊達市ですが、救急指定病院は山形大学系列の北福島医療センターだけです。循環器内科等の専門医が不在なことから、急患疾患患者は全て福島市の日赤福島病院・大原病院といった福島県立医大からの専門医が派遣されている福島市の救急指定病院に依存しているそうです。その為、福島市内の急患患者が日赤病院等では診察が受けられないという事例が数多くみられていることから、福島市医師会等から「伊達市等の急患患者の受け入れ制限をすべき」という声が医師を派遣している福島医大医局に寄せられているそうです。
日赤福島病院への急患患者受け入れ制限がなされたら、伊達市の広域救急車は病院でなく「たまのや」さんに搬送するしかなくなるのですかね、須田市長さん!
(投稿ネーム:急患ジプシー)
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北福島医療センターの機能の低下はもはや地域住民全体の死活問題になってきているようですね。先日は出産を担うセイントクリニックの閉鎖が話題になっていましたが、第二次救急医療体制が無いのでは、助かる命も助からなくなります。「健幸都市」を標榜しながら、この改善策には全くアイデアもやる気も無い須田市政の上げ底ぶりが垣間見えてきます。
<「投稿サイト」編集部>