富士通アイソティクに脱出される伊達市

伊達市最大の誘致企業である富士通アイソティク(FIT)が、伊達市に見切りをつけて系列の島根富士通と経営統合するようです。理由は震災以降、島根富士通に大幅に生産を移行してきましたが、島根富士通の方が社員の平均年齢が15歳以上も若く、労働組合も有りません。その上、作業効率も15%も上がっていますから、総合効率的に富士通本社の試算では、約20%コストダウンが出来ると経産OBの副会長さんはJISAで述べています。

1千億円以上も投資した半導体工場を、いとも簡単に会津若松から撤退した富士通ですから、孫会社のFITの撤退など簡単にできますね!

しかし伊達市のナンバーワン企業であるFIT撤退となると、雇用だけではなく法人事業税をはじめ、大幅自主財源不足に陥りますが、伊達市は市長を筆頭に全く能天気ですから救いようが有りませんね。

神に祈るつもりで、霊山町出身で内堀知事の同級生の東大経済学部卒、経産省中小企業庁事業部長の佐藤悦郎士に伊達市長のポストを禅譲するなら、お上は行政指導で前面撤退は回避できると断言できますね。

でもプライドだけが高く、一番レベルの低い工学部卒の仁志田市長には無理ですよね!

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福島市でもパナソニックがデジタルカメラの生産をやめると発表したばかりで、県都の経済界を驚かせたばかりですが、今度は伊達市の富士通となれば、福島県の経済界にとっても大きなダメージとなります。

知事が変わったばかりだというのに、今後の雇用政策はどうなってしまうのでしょうか。

<「投稿サイト」編集部>