小池都知事、都民との約束を反故にして平然と居直る元祖傲慢症候群

前回の衆院選で突如「希望の党」結成と自らの代表就任を表明し、「リベラル派は排除する」などの発言で選挙をめちゃくちゃにした後、一部専門家から「傲慢症候群」と診断されている小池百合子氏ですが、東京都知事としてもまた大きな問題を起こしましたね。築地市場跡地の再開発について、小池知事は「築地も『食のテーマパーク』の機能を有する新たな市場として再開発する」と公言していたのですが、どうやら誰も知らぬ間に食のテーマパークの内容はきれいさっぱり消されていたようです。元々の公約を聞いて、築地には市場としての機能が部分的に残ると期待していた人が大勢いたので、これは当然ながら都議会では自民・共産から公約違反として批判され、大きな紛糾を呼んでいるようです。
私は今回の、再開発案の蓋を開けてみたら公約が全く盛り込まれていない、という事態について、小池氏はまずは都民に素直に謝るのが筋だろうと思っています。
ところが小池氏はこの件についても一切自分の非を認めないという異常な対応をしています。「築地の食文化を活かしたいという想いで食のテーマパークと表現しただけだった」などと、詭弁意外の何物でもないコメントをしているのです。
実際、再開発の素案には「国際会議場」とか広場・緑地・ターミナル機能とか色々盛り込まれているようですが、「食」については一文字も入っておらず、市場機能は間違いなく皆無です。
明らかに方針転換しているのに、それを素直に認めず、周囲を小ばかにするかのような、言葉遊びで乗り切ろうとするこの度を超えた傲慢ぶりはやっぱり病気だな、と再確認する出来事でした。
(投稿ネーム:希望の党党員)
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築地から豊洲への市場移転について、賛成派と反対派で取っ組み合いが繰り広げられていたのは記憶に新しいですね。元々、小池氏がこの両方にいい顔をして、調子よく「食のテーマパーク」発言をしていたというのが裏事情でしょう。更に深い事情としては、当時豊洲に「千客万来施設」というものを万葉倶楽部という企業が2023年に作る計画が出た際、小池知事が出した築地の「食のテーマパーク」が競合して採算がとれなくなるじゃないか、という強い抗議がぶつけられ、すぐに謝罪したという経緯がありました。それが今日まで生きているということでしょう。ここに至り、小池氏は、利権が絡めば謝罪するが、都民への公約違反には謝罪しない人間であることが見えてきましたね。これを受け、都民ファーストが聞いて呆れるという声は大きくなっています。
<「投稿サイト」編集部>