泥沼化。イスラム国との交渉。

イスラム国で日本人が2人人質となり、1人が殺害された事件で、当初は2億ドルという法外な身代金を要求してきていたイスラム国ですが、ヨルダンに収監されている女テロテロリストの解放に要求を変更、そして今度はもう一人男の解放を要求してきましたが、どんどん交渉が泥沼化してきています。

「I AM KENJI」という人質になっている後藤さんの名前を書いた紙を持って写した画像を、ネット上で世界中の様々な人間が投稿していますが、イスラム国に取ってこのまま暴挙を続けると自分たちが不利になるという意識を持つ可能性がある、という評論家もいます。果たしてそうでしょうか。益々イスラム国の宣伝効果になり、更に過激な行動に出るのではないでしょうか。理不尽な理由で暴挙を続けるイスラム国は、更に要求を突き付けてくる可能性があります。

日本政府はイスラム国と直接交渉するカードをもっておらず、ヨルダン政府をはじめ各国に頼らざる得ない状況です。安倍総理、日本政府はテロには屈しないとのかたちを崩しておりませんが、各国を巻き込みこの先の交渉も泥沼化が避けられないでしょう。

エジプトでの安倍総理の会見が、この様な事態に発展するとは予想出来ていたことだと言われていますが、この責任は誰が取るのでしょうか。

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投稿が来た時は、2人目の解放を要求してきたイスラム国。しかし、現在は27人の解放を要求してきていることが分かりました。安倍総理はヨルダン側にこのような無理な人質交換をお願い出来るのでしょうか。

いずれにしても早期解放を願います。

<「投稿サイト」編集部>