混合治療は、厚労省の取り決めを無視した違反行為です!!

皮膚科のクリニックに通院していて疑問に思ったことについて投稿します。最近、美容皮膚科という診療科目を初めて知りました。また、クリニックだかエステだか区別がつきにくい施設が増えているように思います。
私は、ホクロとニキビの治療のために、皮膚科のクリニックに通院しましたが、薬は保険で治療出来るが、レーザーやケミカルピーリングは保険外治療になるとのことで、会計の時に保険治療分と保険外治療分を別々に会計して、2枚の領収書を受け取ってきました。次回の治療はピーリングになるので、エステの方で行うとのことで、エステに予約を入れてもらいました。
薬局で薬をもらって帰る途中に、ふと疑問に思ったのです。何故、領収書が2枚なの?次はエステに行かなければいけないの?・・と。
私は皮膚科に行こうと思っていたのに、エステに行くつもりなど無かったのにと、帰ってからYahooで検索してみて分かったことがあります。
ニキビの治療などではスキンケア全てに保険が利かず、自費診療になるとのことでした。厚生労働省の取り決めで、保険診療と自費診療を同じ病気に対して実施してはいけない、つまり混合治療は禁止されているとのことでした。厚労省の取り決めを無視して診療を行っているクリニックが増えている、とも書いてありました。
ニキビでレーザーやピーリングを保険外でやって、同時に保険で薬も処方することや、ホクロの除去で診療は保険で、治療の部分だけ保険外でなどということを行うことは、本当は違反行為になるようです。
美容のレーザー治療自体を保険ですることもあるようですが、勿論違反行為です。
日本では、健康保険はみんながお金を出しているものですし、現在非常に窮地に立っている制度でもあるのです。正しく利用しないと、破綻を早めると思います。医師のモラルが問われる大変重大な問題行為だと思われます。
私が通院した皮膚科の医師は、この混合治療に抵触する恐れがあるために、エステを併設して誤魔化そうとしているのでしょうか?医師がエステを運営しているといえば、安心安全なイメージがありますが、実は金儲けのためにエステを運営している側面が少なからずあることには残念でなりません。
(投稿ネーム:エステ嫌い)
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国民生活センターでは、医師が行う美容医療施設に於けるクレームや相談が年々増加傾向にあると言われています。美容医療事故に於けるトラブルや裁判も増加傾向にあることから、医師会や大手損保の医師賠償保険では、美容医療事故は補償されないので、美容医療に携わる医師は美容医療専用の損保に加入したり、弁護士と顧問契約を結んだり、高額なお金を使って将来のリスクに備えているようです。そこまでして美容医療を行うということは、それだけ美味しい商売であるということなのでしょうね。本来、医師はミスが許されない職業であるはずですから、こんなことは許されませんね。
<「投稿サイト」編集部>