熊さん支援の共産党は勝手連だったというので安心しました。

9月24日、共産党で組織する「みんなで新しい県政を作る会」が熊坂義裕氏を知事選で支援することを正式に発表した。

しかし、これは独自候補を立てられない共産党が「政策が似ている」という理由で熊坂氏に相乗りしようと模索したことで、熊坂陣営ではそのような働きかけに対して距離を置いてきたのが真相のようだ。

結構毛嫌いされる共産党だが、天下の公党であり、自民党などの政権党には、手厳しい論法を持って批判してきている。それは良いとしても、熊坂陣営が共産党と手を組んだというイメージを持たれると、正直、内堀陣営に逆宣伝に使われてしまうことになるのではないかと懸念する声が多数挙がっていた。

この共産党の記者会見の記事が掲載された9月25日には、熊坂陣営の事務所の電話は鳴りっぱなしで、支持者の怒る声の処理に大変だったという。新聞記事を見て呆れ果てた人の中には「今回の知事選はキケンする」と言い出した人もいる様で、それだけ、共産党支援の報道記事は大きなショックを与えたようだ。

しかし、確認したところ、政策協定の話も持ち出されたが、丁重にお断りしているというし、人的支援の話もされたようだが、独自で何とかする、というスタンスを貫いているという。熊さんの保守系支援者の皆さん、安心して支援を続けてください。

増子輝彦の動きって気になりませんか?

雄平知事が内堀へ禅譲というストーリーから、県民の知事選の期待はすっかり無くなってしまい、投票率は30 %台となることは間違いない。そうすれば、勝ったつもりで油断している内堀陣営に、熊坂が肉迫することは可能と見られていただけに、 今回の共産党支援決定はより大きなショックを与えたようだ。

しかし、これも考えようで、政策協定なしの勝手連的なものなら、票としてプラスになる事は間違いない。もう告示直前なのだから、ボヤかないで逆に協力に感謝する位の気持ちの余裕を持ちたいものだ。

そんなことより、増子輝彦の動きって気になりませんか。 内堀不支持を持ち出して、民主党県連会長を降りた訳だが、彼は今回の知事選に出たくて出たくて仕方がなかったわけだから、告示一週間前の10月初めに、いきなり「出馬する」なんてことになりはしないだろうか。

増子はこれまで衆院、参院と勝っても負けても選挙の数だけは、県内の誰よりも経験がある。 確かに性格的に嫌われている存在ではあるが、選挙となれば一週間と言わず、選対作りが可能な陣営でもある。そして不思議なことに、数は多くなくともその「増子宗」的な熱烈な信者がいるのも事実だ。

3年後の参院選では岩城光英と一人区を争うことになるが、これはかなり厳しい戦いになる。最後のチャンスとばかりに捨て身で知事選に出馬、なんてこともあるかもね。

内堀選対は、あの汚職にまみれたエーサク選対と全く同じだ!!

9月26日(金)に、内堀の選対本部の実務者会議が杉妻会館で開かれた。民主党県議の瓜生信一郎が座長で、エーサク時代の中川治夫元副知事が選対本部長、居並ぶメンバーは、一応推薦政党から一人ずつ県議が出ているものの、中身は旧佐藤栄佐久選対のような顔ぶれだった。

専従はホリキリシンイチで、事務局は殆ど勢いのない民主党系の組合員で、出納はあのおしゃべりオバさんという顔ぶれ。 瓜生信一郎が、タクティクスの新聞広告を見て、「こんなのみんな嘘っぱちだ!」と言い放ったようだが、居合わせた殆どのメンバーは、陰で「内堀が娘を逃したというタクテクスの記事は本当だよね」と囁き合っていたという。

これじゃぁ絶対に盛り上がりませんよね。

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増子輝彦が出馬てなんてことになったら、知事選もメチャクチャで、誰も票の行方を読めなくなってしまうね。そうすれば一度キケンを決め込んでいた人も「投票に行くー!」なんてことになるかも。そうなれば若干投票率が上がるんだろうから、益々読めなくなってしまう。

安倍政権の“負けない戦略”が福島県民を混乱に落とし込んでいる訳だから、残念この上ない話だね。

<「投稿サイト」編集部>