社員の福利厚生より自己の名声を重要視した利根川組会長

先月21日に伊達市霊山町に本社を構える利根川組の創業110周年祝賀会が伊達市保原町スカイパレスで、亀岡・森・金子といった国会議員や亀岡・佐藤といった県議・仁志田市長(鴫原副市長代理出席)他、200数十名の招待客を招いて盛大に行われました。
その席上で利根川組会長は地元霊山地区の小中学校等と伊達市に総額600万円を贈ったそうです。そしてこの、110周年祝賀会にかけた費用は数百万だそうです。
除染や公共工事で会社創業以来の空前の利益を出している利根川組さんですからそれをどう支出しようが利根川組さんの勝手ですが、現場代理人や古株の職人達からは「毎日俺らが現場で稼いだ利益なのにな。」という切実な声が出ているようです。
まして12月の賞与月を目前にしながら、本来会社の利益を稼ぎ出している監理技術者や作業員に還元しないのは可哀想だという声も同じ建設業界からも出ています。
旧霊山町町議会議長や建設業協会会長職を歴任している利根川さんですが、「社員より自分のステイタスを優先して学校や伊達市に多額の寄付をした。」と霊山町の方々からは陰口をたたかれているそうです。
監理技術者や作業員を大切にしないと幾ら業界のドンと言われていても何にも出来ませんよね!
佐藤工業さんを見習って現場で稼いだ利益は社員に少しでも多く還元するのが名経営者ではないでしょうか?
社員は利根川家の召使ではない事をお忘れにならないでください利根川会長さん!
(投稿ネーム:創業110周年祝賀会実行委員会)
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お金をいっぱいバラまけば品格があると見なしてもらえる、と思いこんでいる田舎の経営者というのは存外大勢いるものです。勿論、余裕があるのなら何をしようと勝手なのですが、現場を動かしている社員等を搾取しているのでは今後の事業継続に支障が出てくることでしょう。そしてそれだけの支出をしながら逆に地元での評判を落しているあたりは、総合的には費用対効果の計算は出来ていませんね。
<「投稿サイト」編集部>