「福島医大光が丘協議会」を隠れ蓑に寄付金集めに狂奔する教授陣

福島県立医科大学とその医師派遣先の病院との親睦団体として、「福島県立医科大学光が丘協議会」というものが存在しており、県内医師会に睨みを利かせています。親睦という名目ですが、実質は福島医大の主任教授陣の「講座寄付」というヤクザ社会顔負けの「しのぎ」にも匹敵する集金マシーンであることが医師関係者から飛び込んできました。
ことに医師不足が蔓延している福島県内では、地域医療の人材供給源として福島県立医科大学が幅をきかせているのが現状ですが、県内の医療界の構図を見ると、同大の各医局主任教授を頂点に、系列病院・地区開業医が連なるピラミット構造になっており、主任教授・医局のさじ加減一つで医師の派遣先が決まると言われています。
また、協議会の財源には学術研究費という名目で、協議会加盟病院からの実質強制的な「寄付金」が大きな部分を占めており、医師派遣に関しては、「寄付金」の額を一番高く提示し、医大を退官した教授陣を、天下り院長や理事に迎い入れた病院に優先的に派遣しているそうですから驚きです。
また医大に研究費等を上納出来ない公立病院がある場合には、いわき共立病院で明らかとなった「地域寄付講座」なる高度な錬金術を駆使して地方自治体の公金を堂々と搾取している事実も明らかとなりました。
福島県の傘下にあり、福島県から補助金を始め数百億の公金の支援を受けている福島県立医科大学において、崇高なドクターの頂点に立つべき教授陣が、山口組顔負けの「しのぎ」を組織ぐるみで行っている事実を、県民の代表である内堀知事はいつまで見て見ぬふりをお続けになるのですかね!!!
(投稿ネーム:病院組織にこそメスを入れよ)
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政治の世界であれば、政治資金規正法のもと、寄附金・献金の類いは収支の開示義務があり、ある程度は透明性が保たれていると言えます。対して、今回ご指摘の「福島県立医科大学光が丘協議会」はあくまで私的な組織でしょうから、開示義務や縛りもないとは思いますが、少なくとも同会HPを拝見する限り、やはりそのような情報はなく、掲載内容も体裁だけのお粗末な印象を受けます。会費は関連病院が3万円~医学部教授会が10万円となっていますが、ウラでは寄付という名の上納金の収奪戦が繰り広げられているのでしょうね。しわ寄せが善良な県民に来ないことを願うばかりです。
<「投稿サイト」編集部>