地方銀行再編成から取り残される東邦銀行

昨年の金融庁、畑中前長官の発言で始まった地方銀行再編成ゲームですが、地銀ナンバーワンの横浜銀行と東日本銀行(東京)の経営統合でスタートがきられました。このことは、金融庁・日本銀行の監督官庁の行政指導で体力のある地方銀行を残し、1県1行の銀行行政を進めるというこで、目標は銀行の数を1/3にすることにあります。

しかしその裏では、横浜銀行はじめ金融庁キャリア組が天下りOBとして頭取職につき、国策会社として地域指定金融機関にし、地域経済のドンとして君臨しています。また宮城の七十七地銀行をはじめ9行と広域連携を進めていて、かつ北関東の常陽・足利・群馬銀行を県内金融機関として参加させ、東邦銀行の足元を虎視眈々とねらっています。

ですが福島県の指定金融機関の東邦銀行は胡座をかいて「井戸の中蛙」如く全く動きませんし、若い後妻にうつつ抜かし、金融庁・日銀から天下り役人を招聘使用ともしませんね。ですから監督官庁の行政指導による、広域合併にも混ぜてもらえません。このままでは間違いなく、どこかの大手地銀に強制的参加と組み入れられて、東邦銀行の名前は消滅します。そうさせない為に、官選内堀知事を受け入れたように、東大法学部か経済学部卒の金融庁キャリアを経営陣に招聘し、金融庁行政指導の仲間に入れてもらうべきです。総務省キャリアの内堀知事に一肌脱いで頂いて、東大の同級生官僚の第二の人生を福島で過ごすことを推奨して、幕末の戊辰戦争のような賊軍福島にならないようにしなくてはなりません。

その為には会津出の官僚の怖さを知らない慶応出の頭取には引退していただくしか有りません。もちろんその役は福島県民の代表で、ミスター総務省・石原信雄氏の愛弟子である内堀雅雄氏しかありませんね!

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復興が遅れ人口が減少が止まらない福島県。その上、福島県の第一地銀がなくなるような状況にならないようにしてもらいたいものですね。
<「投稿サイト」編集部>