台湾に輸出が出来なくても原発再稼働にこだわる安倍政権。

原発事故以来、海外の日本からの輸入は敏感になっていますが、もう4年以上たったというのに、ここに来て台湾が日本産の輸入規制を強化することを発表しました。これは輸入禁止の福島さんの商品が台湾国内で流通していたことが発覚。その為、今まで規制対象外の日本の他の地域からの輸入も規制の対象となりました。これに対し、日本は農水相が反発。規制をしないように声をあげています。

しかし、台湾の気持ちはわかります。放射線量が規定値以下とはいえ、やはり被曝の恐れが少しでもあればそれを回避したいでしょう。それがわからないうちに国内で流通。信用もなくなって当然です。

でも、一番の問題は他国が放射線に対し敏感になっているのを把握しながら原発再稼働を頑なに推し進めようとしている安倍政権、安部総理のあり方だと思います。2010年には東京オリンピックで世界中の人達を呼び込もうとしているのに、その時には一体何機の原発が稼働しているのか、それを知りながら外国人は日本にきてくれるのか、考えが浅はかだとは思いませんか?

原発はなくとも現在日本はエネルギー不足に陥ってはいません。今回の台湾の輸入規制をきっかけに、他の国にも飛び火するかもしれません。そういうことも深く受け止め原発再稼働は再考すべきではないでしょうか。

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今回も台湾の輸入規制は日本の広域に広がりました。それだけ日本は放射能問題では全く信用されていないことになります。その辺を政府は真摯に受け止めるべきではないでしょうか。
<「投稿サイト」編集部>