商工会議所副会頭を更迭されていた山水荘さん

土湯温泉旅館の代表格である名旅館「山水荘」の渡辺社長さんが黄門様の印籠と同じく営業活動で使用していた、「福島商工会議所副会頭」職を更迭・解任されていたことが福島商工会議所役員から聞こえて来ました。
風評被害で大幅な営業収益の激減に見舞われ、原子力災害営業補償金で何とか食いつないでいたようですが、来年3月末の補償打ち切りを前に一切の公職から身を引いたと商工会議所内では囁かれているそうです。
幾ら老舗の名門旅館といえ補償金で細々と食いつないでいるでけでなく、取引銀行からもキャシュフローが悪く、経営悪化しているオーナー社長が仕事もろくにしないで財界活動だけに専念しているなんて本末転倒ですよね!
商工会議所副会頭を更迭されて只の旅館の旦那に戻った山水荘の渡辺前副会頭さん!!
(投稿ネーム:福島商工会議所役員会)
—————————————–
土湯温泉の客数は10年前は50万人を超えていましたが、現在は27万人とほぼ半減。廃業も相次ぎ、自己破産の張り紙が舞い散るような温泉街ではお客さんの足も遠のくというもの。来年末には温泉交流施設が完成するようですが、V字回復にはほど遠いでしょうね。商工会からも見捨てられ、補償金もリミットが近いようですから、回復策を本気で考えないと廃業旅館の二の舞ですよ。
<「投稿サイト」編集部>