オーバーバンキング解消を進める金融庁

銀行業界のドンとして金融機関に行指導で睨みを利かしている金融庁ですが、遂に長年の宿願である一県一行の金融行政を推し進める為に、一県に多数の金融機関が存在しているオーバーバンキング地域に対して、集約・統合の行政指導を強化することが日本銀行等の政府関係者から聞こえて来ました。
殊に東邦・福島・大東という3行が乱立する福島県は、今後の大幅人口減少・経済パイの激減に見舞われる為に、一県一行の最大モデルエリアだと金融庁では考察しているそうです。
東邦・福島・大東3行が強制合併して、新生福島銀行に生まれ変わるのですかね?
金融庁の行政指導に反対・自主独立を貫いている東邦銀行の北村頭取さん!!
(投稿ネーム:金融庁総務企画局)
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オーバーバンキングの指標としては、金融機関数に加えて支店数・従業員数・経費水準などで見る場合と、貸出しの規模や預貸率(貸出し量<預金量)などで見る場合もあるそうです。広くお金を預かり、健全に貸し出すことで地元経済を活性化させるのが銀行本来の役割だと思いますが、預貸率が全国ワーストの東邦さんが牛耳っている福島県は、格好のターゲットかもしれませんね。
<「投稿サイト」編集部>