町職員ですら帰還しない楢葉町

避難指示解除がなされても10%強の住民しか帰還していない楢葉町ですが、新年の松本町長の職員訓示にも関わらず、町職員すら避難先のいわき市等から帰還していない事実が河北新報等のマスコミから明らかにされました。
報道によると、町復興のためにと、松本町長の号令のもとに楢葉町帰還で町再興・復興計画を推し進めていますが、楢葉町から給与を頂いている町職員すら「故郷に帰還」する意識が希薄だということです。
まして30代・40代の生産年齢人口ほど帰還する気がないのですから、復興など「絵に描いた餅」だそうです。限界集落回避策を考えた方が現実的と違いませんかね?部下の町職員すら帰還に応じない松本楢葉町長さん!
(投稿ネーム:楢葉町懇話会)
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住めるか住めないか一番良く知っている町職員が戻っていないというのが、帰還の実情を如実に表しているエピソードと言えますね。4月に避難指示解除となる富岡町では仮庁舎が郡山市にあるため、役場が戻れば片道2時間の通勤が待っているそうですが、職員に戻る気などさらさら無く、「戻るくらいなら役所を辞める」覚悟の職員もいるそうです。安全だと言い張るのであれば、まずは役場職員の帰還率を100%にしてから、住民に「帰れコール」をするのが筋と違いますかね。
<「投稿サイト」編集部>