イノシシ駆除奨励金の不正受給は実際にあります!

タクティクス7月号の記事「イノシシ駆除に便乗した奨励金の不正受給!福島県は大丈夫か?」を読んで投稿したものです。私が実際に見聞きしているところでは、二本松市でそういう事が行われている実態があります。最初の頃、イノシシを駆除したことを証明する条件は切り取った尻尾の提示だったのですが、岩代・東和の支所職員が「不衛生」を理由にこれを廃止し、イノシシの体に日付を記入して撮影した写真の提示に切り替えたのが結果的には不正の温床となりました。(尻尾は再利用出来ないが、写真ならどうとでもなるので)実際に私の知人は、イノシシに別の日付を記入して再度撮影する現場を目撃しています。また、或る日岩代地区の駆除隊員が軽トラックにイノシシを2頭積んでいるので「どこに行くんだ?」と尋ねると、「『太田』で処分してくる」などと返答されることもあったそうで、全く以って怪しいかぎりです。
更に酷い話としては、原発事故後、警戒区域となっていた浪江町や飯館村の住民が罠で捕獲したイノシシを運んできて、市内の隊員が捕獲したとしてこれを出してくるということがあります。
これについては岩代、東和に留まらず、避難住民らとの交流のある他地区でも行われているようです。その他にも、交通事故で死んだイノシシを奨励金欲しさに駆除扱いで平気で出してきたり、無資格者に道具を貸して捕獲している例もあります。
こういう事が常態化しているのが実態ですが、もちろん真面目な気持ちで駆除に関わっている人間もおり、こうした状況に嫌気がさしてこの役目から退く人たちも存在し、情報はそういう人達が提供してくれます。西日本では不正が摘発されたようですが、実際には福島県内でもやっているということです。役所と猟友会等とがナアナアである傾向が、摘発を妨げていると私は感じます。
(投稿ネーム:ディアハンター)
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ディアハンターさん貴重な情報ありがとうございます。こうした鳥獣駆除に出される奨励金も、原資は我々の血税です。より高い奨励金を求めて自治体の境界を跨いで持ち込んだり、同じ個体での2重申請をするなど、もはや金銭目的だけで動く輩は断固として摘発しないといけないですね。
<「投稿サイト」編集部>