衆院選の総括

毎月、タクティクスを愛読してる者です。当然、Web版も拝読しています。
衆院選の結果を踏まえた貴社の総括記事を期待しています。
全体的には、小池百合子氏の驕りから、野党大連合の目論見が失敗し、野党が自滅しただけで、議席数は自民党が現状維持しただけです。
ところが、比例区政党別投票数は、自民党は約33%、希望の党が17%、立憲民主党が19.8%とは自民の方が勝っています。これは安部政権が信任された訳ではなく、批判票が分裂しただけです。
福島1区については、私的には、結果論であることを承知で申しますが、例えば、机上の計算では、福島1区は共産党との連携が決定した時点で、金子恵美氏の勝利は当然です。
1区全体としては、有権者にとっては、今回も代議士が2名確保出来たのでラッキーな結果となったと、思います。
私的には、平成30年1月の伊達市長選挙も、これと同じ状況になると予想します。
(投稿ネーム:臍曲がりの藪睨み)
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臍曲がりの藪睨みさん、鋭い総括を簡潔にお送りいただき、大変ありがとうございます。本誌でも、今回の衆院選から何が見えてきたか、捉えたいと思っておるところです。選挙直前には、安易な野合が嫌いだという方のご投稿もありましたが、皆さんご自分なりに政治への視点をしっかりと持って選挙に臨んでおられる姿には感服いたします。また、天下国家を論じるという感じではなく、「福島1区にとって何が利益なのか」ということを地域の有権者同士が考える、という発想がリアルに重要である気付きを臍曲がりの藪睨みさんの総括からは与えられ、大変ありがたいです。
<「投稿サイト」編集部>