金融庁査察で頭取引退を勧告されている東邦銀行!

福島県の指定金融機関として県内で独占的な営業テリトリーを構築している、東京証券取引所1部上場の東邦銀行ですが、銀行法に基づく監督官庁である金融庁から定期の銀行査察検査の結果、保険業法で禁じている「地位を利用した保険販売」をしているという内容で、是正勧告を受けていたことが分かりました。東邦銀行は、完全子会社であり連結決算子会社である福島商事を仲介して、企業並びに個人事業者に対して「高額の外貨建て金融保険商品」をハイリスク保険業法による「重要事項の説明等」をしないでやっていました。つまり、銀行として付き合いのあった「融資先」に対して、高額な手数料だけを目的とした販売営業を行っていたので、咎められたということです。
更に金融庁からは、北村頭取始め東邦銀行経営陣の「企業コンプライアンス不足」を指摘されました。これは、頭取在任が10年を超えていることから、実質的には頭取引退の勧告とも受け取れる是正指導であるとの情報が、北村頭取に子会社に飛ばされた元役員から届いてきました。
全国地方銀行ランキング106行中97番台のワーストグループと認定されている東邦銀行ですから、焦る気持ちから、営業収益を上げる手段として企業相手に「保険・金融商品」を販売して営業手数料を取っているのでしょうが、一応は、福島県の指定金融機関なのですから、是正勧告を受けてしまうなど、いかがなものでしょうか。福島県民としては恥ずかしい限りです。
(投稿ネーム:行間ダイヤモンド)
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そうですね。一言で評するならば、北村頭取でやっていくのはもう限界にきているというところでしょう。金融庁指導の意を素直に受け取って、6月の株主総会では新しい経営陣で承認を受けるべきであると思います。金融庁からは事実上「老害」と認定されているのですから、潔く退場するのが正解だと思います。
<「投稿サイト」編集部>