福島銀行の若手職員が逃げ出してしまうとは?

平成30年3月期決算に於いて33億円の赤字を計上して世間を驚かせた福島銀行。それまでの利益剰余金を取り崩して赤字を埋めただけで、福島銀行のお財布の中身はすっからかんとなった。
東邦銀行から移った加藤容啓(たかひろ)社長らは、自らの経験を活かし、証券業務で業績を上向かせようと必死のようだが、聞くところによると実働部隊となる若手行員達が、やったこともない証券や法人向けハイリターンの保険の売り込みをやらされて辟易しているとのこと。
日本生命のプラチナフェニックスなどは初年度だけ70%のキックバックがあると言われるボロい商売だけに、経営陣は必死のようだが、そんな現状に若手行員達は「今の福銀は銀行ではなく証券会社のようだ」と社の方針には後ろ向きのようだ。
若手同士の話を聞くと転職を考えているのは7~8割に上るとのこと。これが事実がどうかは近い将来見えてくるのではないだろうか。福銀の復興はあるのかどうか、といったところであろう。
(投稿ネーム:福島の第2地銀ウォッチャー)
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キックバック7割の企業向け保険の存在は凄いですね。以前、東邦銀行の記事にもこの保険の存在を記したことがありますが、今はその時以上のリターンがあるようです。金利が稼げない銀行にとってはおいしいのでしょうね。これらの保険の販売は銀行員には出来ないことになっていますから、福銀の子会社、阿武隈商事は頑張らないとね!
<「投稿サイト」編集部>