Category Archives: ニュース

世界の常識が通用しない中国食品業界のおそろしい体質!! <2/2>

期限切れは当たり前。床に落ちようがゴミがつこうがお構いなし。そんな製造ラインで作られた危険な食肉加工品。

今回、潜入調査で映像として流れた映像だが、床に落ちている肉を拾い上げ、そのまま製造ラインに流し込む従業員。その肉はもちろん消費期限が切れているものだ。挙げ句の果てには青カビなのか、全体が青みのかかった肉。それももちろん製造ラインに流していた。

更に明らかになったのは、消費期限の切れた肉を再冷凍し、期限を1年間延長したものや、冷凍手羽先を他社から仕入れ、それをなんと常温の倉庫で保管しているというのだ。

なかなかこういう映像や話は日本で伺い知ることは出来ないし、聞いたこともない。しかし中国の企業なら頷ける気がする。

なぜなら、中国で水道水はほとんど飲用には適さない為、ミネラルウォーターの飲用が主流のとなっている。そのペットボトルにも平気で水道水を入れ、未開封のミネラルウォーターとして販売するという、衛生感覚が大変低いお国柄である。それぐらいでも充分恐ろしいのに、数年前のとても衝撃的なニュースがある。食肉処理場で廃棄処分となった内蔵などから抽出した不衛生な油を、食用として販売していたという驚くべき事件もあった。この油は廃棄の内蔵だけではなく、生ゴミに滲んでいる油を取り出していた例もあるし、酷いものではし尿や、下水溝や排側溝から油分をすくい上げたものまで販売もされていた。販売していたグループは摘発されて分かったことが、わずか10ヶ月間で、1000万元、日本円で約1億3000万円も売り上げていたというのだ。

その油は「下水油」と名付けられたが、これは中国全土に流通しており、当然、健康への害も指摘され、いかに中国と雖(いえども)、社会問題となった。

今回の事件や、このようなニュースばかり聞かされると、例え一部であったとしても中国の食品業界は全て同じような体質ではないかと思われてくる。日本人の我々にとってはとても恐い今回のニュースだが、中国の一般人は冷静のようだ。「中国での食品問題はいつものことだし、気にしない。」「気にして食べていてもしょうがない。実際に作っているところを見ている訳でもないので問題ない。」と食品衛生に対する概念が日本人とは違いすぎるのである。これでは到底改善などされるわけがないだろう。

日本食文化の底辺を支えている中国産食品。そろそろ見直しが必要なのではないだろうか。

中国の食品がいくら危険で信用がおけなくても、人件費や原材料のことを考えると、中国から輸入を避けられない今の日本。今回の事件で問題になった、チキンナゲットを含む鶏肉加工品は、中国からの輸入食品の中で主力の食品だ。

日本マクドナルドは2002年から取引をしていて、ファミリーマートも伊藤忠を通じて、両社で昨年の7月、今年の1月と3月の3回現地を視察して、衛生管理に問題がないとして取引を開始した。

しかし、それでも起きた今回の大問題。もちろん日本マクドナルドやファミリーマートは被害者のような気がするが、一般消費者の口に、実際に入ってしまっているわけだから、企業として責任があるだろう。

スーパーや、肉屋、魚屋、八百屋を回っても中国産の商品が目立つ。消費者が中国産を避けても、加工品の原材料として使われているので、完全に中国産を避けるのは無理だろう。外国人ならまだ知らず、中国人の富裕層は決して口にしないという中国食品。それだけ中国人も知っているのだ。

これは個人で回避するのは大変困難なので、企業レベルで責任をもって衛生管理などを徹底してもらいたい。企業で無理なら国家で対応する必要があるのではないだろうか。安いから中国から仕入れるのはもう止めて、多少高くても安全を求める必要があるであろう。

—————————————–
中国を旅すると、一見大変反映しているようにみえます。しかし一歩路地に入るとゴミだらけの道ばかりでとても汚い。見えなければいいという国家としての体質が、食品業界にも食品業界に感染しているのではないでしょうか。健康被害が出てからでは遅いので、衛生管理の徹底を国をあげてしっかりしてもらいたいものです。
<「投稿サイト」編集部>

 

世界の常識が通用しない中国食品業界のおそろしい体質!! <1/2>

 また中国の食品に対する認識の低さが世界に知れ渡る、とんでもなく信じがたい事件が起こった。日本マクドナルドや、ファミリーマートとも取引のある「上海福喜食品有限公司」が、消費期限の切れた食肉を加工して出荷していたのだ。消費期限が切れた肉を加工品の原料とするだけでも当然問題だが、それ以外にも大問題が次々と明らかになった。

記憶に新しいが、冷凍餃子中毒事件が2008年にあり、次々と中国の食品、食材に対する事件が発覚してきている。一体この国の食品業界で何が起こっているのだろうか。この食品加工業者は、アメリカの食品加工大手「OSIグループ」の100%子会社である。中国のメディアはこぞって「アメリカの会社の責任」と報道しているようだが、これも問題を第三者に責任転嫁する、中国報道の特徴だ。

経済発展の著しい中国。しかし、人間が生きていく上で、一番重要な「食」に対する認識の甘さが疑問視される。

日本企業と取引があった福喜食品。今回も消費者が知らずに食べていた恐ろしい実態。

中国の「上海福喜食品有限公司」の工場で、信じがたい実態が明らかになった。消費期限が切れた肉を原料として食肉加工品製造がされており、それを工場の従業員が一斉に内部告発して、東方衛視というメディアを通じ世界に情報が拡散された。

この会社は、日本マクドナルドやファリーマートとも取引がある。日本マクドナルドでは、大人気の「マックチキンナゲット」が全体の2割をこの会社から仕入れ、1都10県で販売。ファミリーマートでも「ガーリックナゲット」を今月1日から全国1万店舗で販売され、「ポップコーンチキン」は今月21日から東京など10店舗で試験的に販売されていた。

今回の事件に伴いファミリーマートでは、22日からガーリックナゲットとポップコーンチキンの販売を打ち切った。日本マクドナルドは別の取引先業者から商品の調達を切り替える為、500店舗でマックチキンナゲットの提供を止めたが、結局中国製の鶏肉を使った商品の販売を中止した。

両社とも販売を止めたとはいえ、実際に消費者の口に入ったのは事実だ。今のところ健康被害は出ていないようだが、とても恐ろしいことだ。

今までにも何度もあった、中国の食材に関する大問題。この国は、過去を教訓にしないのだろうか。

では、なぜこのようなことが起こったのだろうか。中国の食品に対する様々な問題は過去に何度もあった。

記憶に新しいが、2008年1月に中国、天洋食品の冷凍餃子から農薬の成分「メタミドボスやジクロボス」が検出され、千葉、兵庫の3家族、あわせて10人が中毒症状を起こし、うち子ども一人が一時、重体に陥った。当初中国側は、「工場からの出荷の段階では毒物が混入されることは考えられず、日本に入ってきてから何者かが毒物を混入したのだろう」と、中国側での関与を否定していたが、結局、天洋食品の従業員の仕業だった。

更に、事件はこれだけに留まず、中国での食品業界の大事件が次々と明るみになった。

 同年9月には、赤ちゃん用の粉ミルクにメラミンが混入。乳幼児30人に健康被害事件が発生した。2013年10月には大手スーパーで牛肉を原料して販売されていた加工食品にキツネの肉が使われていたと発覚したし、今年の5月には、無登録業者がホルマリンを混入した肉加工品を製造していたと報道された。もちろんこれは多々ある大問題のごく一部で書ききれない。

 では、このような事件が起こった場合、日本ではどのような対応が行われるのであろうか。

 日本でも、雪印乳業㈱のずさんな食品管理の末の集団食中毒事件があったし、様々な企業での産地偽造などが明るみになった。その都度、国をあげて再発防止に徹底に努めてきている。しかし中国の食品業界に携わる企業は全く反省しないのか、他の企業の大問題が発覚しても自社の問題ではなければ、全く関係ないのか、次々と食品に対する事件が起こってきている。

 中国は、お得意に過去の日本の戦争責任問題を常に出してくるが、まずは自国で起こっている食品に対する問題こそ過去のものとはせず、教訓とするべきだ。

 

 

安さが売りのLCC(格安航空会社)、その見せかけの安さに落とし穴 <3/3>

>> 最初のページ(1/3)へ

搭乗手続きだけでも不快な思いをするグランドスタッフの対応の悪さ。そんなLCCの機内で気持ちの良いサービスをうけられる筈が無かった。

では、機内ではどうだろうか。
まず、何と言っても座席の狭さ、窮屈さを非常に感じる。予約の段階で席の指定をしないと(もちろん有料)、窓側、通路側すら選べない。
LCCは小さい機材にすし詰め状態で乗客を搭乗させるため、体格の良い人が窓側や三列シートの真ん中にでもされた時には、その状態で数時間、遠い所だと10時間以上も非常につらい状態で座っている事になる。

そんなにLCCのシートピッチは狭いのだろうか。イギリスのLCCは、通常大手航空会社で190席ほどなのに、233席まで増席している機材もある。
これは通常より6、7列席が多い事になる。前の席の人がリクライニングすると、顔の前まで僅か20cmと非常に圧迫感を感じられる配列だ。

また、LCCでは足を組む事さえ出来ない機材が多いので、やはり非常に苦痛に感じる人が多いことも考えられる。
全てのLCCが同様とは限らないが、客単価を下げつつ収益を上げるためにやはり増席して、少しでも多くの乗客を乗せていることになる。
更には、増席し席が余って空席があろうと席の移動は御法度だし、隣の空席に荷物を置くなどもってのほかでCAに注意される。

機内サービスはというと、機内食(飲料等含む)、毛布、エンターテーメントも全て有料で、もちろん飲食物の持ち込みは一切禁止だ。
だが搭乗後、すぐに寝るという人も多いだろう。そうなると機内食はあってもなくても同じということになるが、その睡眠中に寒くなったら、毛布を借りる必要性も出てくる。LCCなので毛布が有料だとしても、それは理解して搭乗しているので仕方が無いかもしれない。
しかしそれが意図されて機内が寒くなっているとしたらどうだろうか。

聞くところによると、ジェットスターのアジア便、成田発―オーストラリア(マニラ経由ダーウィン行)間を運行している機内で、水蒸気が空気口から目に見える形で真っ白に噴き出し、機内の温度が下がるというのだ。
「始まった、ジェットスター名物」と常連の乗客が口にする位だという。
それで毛布を借り、代金を支払うというのはいくらLCCが客商売とはいえ、もはや誰もが思う航空機の機内サービスではなく、ぼったくり機内サービスになってしまう。それも薄着の乗客が多い、暑い国に行き来する便でのことだ。

そして、CAの態度が酷すぎる。運行している路線の便の言語を完璧に話せるようにとは言わないが、片言でも話して欲しいものだ。乗客が用事でCAを呼ぶと「ペラペラペラ」と英語で早口で話をされ、さっぱり意志の疎通が出来ない。
安い飛行機を利用するには乗客の方が片言の言葉を話できないといけないのか、話せない客は客ではないのか、と言いたくなる。言語が理解できない乗客と、非常時にどのような的確で、安全な対応ができるのであろうか、甚だ疑問である。

こんなこともあった。韓国客船の安全より金!!が巻き起こした大惨事、死者、行方不明者が300人に迫る事故が記憶に新しい最中、ピーチ・アビエーションが、海面激突まで高度75m、時間にしてわずか20秒という、あわや大惨事が起こる寸前の事態が起こった。
機長はアルゼンチン人、サポートは日本人の女性副機長がしていた。機長は管制塔から降下するように指示されたと勘違いをした、簡単な聞き間違いだったようだが、副機長も気づかなかったのであろうか。
パイロットの質の低さが伺えたこの問題から、危機管理はしっかりされているのか心配だ。

本来のCAがするべき仕事を放棄し、不便を感じさせて代金を請求する。LCC(ローコストキャリア)はLQC(ロークオリティーキャリア)に通称を変えるべし!!

こんなLCCが日本で主流となると、世界のなかでもトップクラスのサービスを提供している日本の大手航空会社もLCCと同じ目で見られたらたまらない。
客には航空会社を自由に選ぶ事が出来るが、日本の航空会社のサービスはこんなものか、随分日本の航空会社も質が落ちた物だ、と言われる覚えのないことを言われた上に、外国の航空会社を選択する人も出てくるだろう。
LCCが大手航空会社に現段階で勝っている所は、出来る人には予約発券が自宅で出来て便利な位で、予定の無い飛行機好きが趣味で利用する位の航空会社と思えてくる。しかし、予定が無く、趣味で利用することは、余程のことが無い限り、皆無と言えるだろう。

そして、LCCと関連して、運営の苦しい地方の空港はLCCを誘致し、着陸料で利益をあげようとする空港もある。しかし、その路線が世界で一番観光客のマナーの悪い中国路線だと言うからたまらない。
日本に限った事ではなく世界中で中国人のマナーの悪さは評判だ。数年前の中国人観光客の規制緩和で、日本入国のビザが簡単にとれる様になった。マナーの知らない中国人観光客の増加で、治安の悪化が懸念される。

日本で一番大事なお客様に対する誠心誠意の対応。それが今後日本で生き残るための最大の課題

さまざまな問題が指摘されるLCC。このままの業務内容で大手航空会社相手に勝因は有るのか。はっきり言って、ないだろう。
なぜなら、一番最優先で考えなければならない乗客のことを、さっぱり無視した業務をしている感じがするからだ。もう一度乗客の立場になり、業務に対する見直しが必要だろう。

実際に国民生活センターのWebサイトによると、特に「低運賃でも苦情は急増」とLCCに関する記載があるくらいだ。航空サービスの相談件数の約4割をLCCが占めるほどだ。ウェブによる予約、購入が前提となっているのに、「表示の分かりにくさ」「トラブル時の対応」「接客対応の悪さ」に関するトラブルが目立っているようだ。
実際にLCCを利用すると予約、チェックイン、搭乗、機内での各場面で非常に不愉快な思いをすることがとても多くある。

日本では、お客様は神様、とい言葉があるくらい非常に客のことを大切にする。どの様な業種、業界でもそうだ。
では、航空業界のLCCと大手航空会社の違いはなんだろうか。飛行機以外にも交通手段はたくさんある。しかし大手航空会社は最高の輸送手段であると自負し、責任を持った業務、サービスを行っている。

航空会社に限らず他の業種でも、普通は責任を持って業務をしているから、需要と供給の関係が上手く保たられ、世の中が成り立っている。
しかし、LCCは安く乗せてやっていると迄は言いすぎかもしれないが、最低限の業務を行い、儲かれば良い位にしか考えていないようにみえる。そんな考えが、業務態度にも表れているような感じがする。
ふと思い出されるが、古い話にはなるが、LCCの従業員の業務態度は、まるで民営化される前の国鉄職員のようだ。LCCは、それ位古い時代の業務を行っているといっても過言ではないだろう。

結局、LCCは日本人の最も大事にしているお客様に対する「お・も・て・な・し」の精神を忘れては、今後日本で生き残るのは難しいと言えるのではないだろうか。
では、どの様な業務がおもてなしの精神を持っていると言えるであろう。

それは簡単だ。客に喜ばれる当たり前の業務、当たり前のサービスをすれば良いだけだ。
全く難しいことではない。LCC各社が早くこのことに気づき、安かろう悪かろうではなく、安くて良いサービスを行っていけば、自ずと今より評判が良くなり収益が上がると思う。早くこんな簡単なことに気づいて欲しい。
LCCが経費をかけなくとも、大手航空会社の従業員と同じ意識で業務をすれば、LCCが本当に便利な信用される航空会社になることだろう。

今後もLCC業績、業務をみながら、続編を書いていこうと思う。

—————————————–
LCCの登場で、大手航空会社も料金に対して柔軟性が出ています。LCCも乗客の苦情を軽視する訳にはいきませんから、サービスの改善を早期に期待したいですね。
それにしてもLCCの機内では、CAが常にゴミ袋を持って行き来するのは閉口します。
<「投稿サイト」編集部>

安さが売りのLCC(格安航空会社)、その見せかけの安さに落とし穴 <2/3>

>> 最初のページ(1/3)へ

メリットよりも大きなデメリット。値段で決めて後悔するLCCの現状

これらをみるとLCCは料金が安くてとても魅力的な航空会社に見える。しかしLCCには、折角の「メリット」を「デメリット」に変えてしまう要因がとても多過ぎるようだ。

インターネットの普及で、大手航空会社、LCC共に、各航空会社や旅行会社のWebサイトでチケットの予約、購入が出来るようになってきた。
一昔前までは出張などのビジネスで利用する際は、会社の経費削減のため、1円でも安い格安航空券を必死に探していたものだ。

旅行で利用する際も同じで、何カ月も前に旅行の計画を立て、旅行会社を回り、プランを模索していたが、LCCはWebサイトで予約が出来、購入が出来るため大変便利のように思える。
ところが、Webサイトでしか、ほとんどのLCCが予約購入できない上、チケットも自らプリントアウトしなければならないのだ。
LCC・スカイマーク

インターネットを自由自在に使える人はいいだろう。しかしインターネットが普及したのはここ10数年。年配の方には携帯メールも出来ない人が多く、その人達には選択の余地もないのが現状だ。また、LCCによってはクレジットカードが無いと決済できないなど、折角運賃が安くとも、全ての人達に対応していない。そんなLCCは運賃が安いとはいえ、いかがなものだろか。

前述したが、LCCのメリットは、燃費が良く比較的程度の良い、中古機材を使用している。燃費が良い理由は他にも有り、燃料を余分には積まず機体を軽くして燃費を良くしている一面がある。

では、何が問題なのだろうか。
余分な燃料を積まないということは、天候不良等で上空待機が出来ないということだ。上空待機は悪天候の際よくある。大手航空会社は、燃料を十分余裕を持って積んでいるため、天候回復するまで上空で旋回し待機をして回復次第着陸をする。よほどの事が無い限り他の空港に行き先を変更したり、出発地に引き返したりはしない。

しかし、LCCはどうだろうか。上空待機をしないで目的地に向かう飛行中、天候不良の際は目的地の変更、あるいは早々に欠航を決めてしまうことが多い。
乗客の数名から「二度と乗るか」と苦情があろうが、数名の乗客を失うぐらい問題無い、燃料を多めに積んでコストをかける方が問題、と言うのがLCCの根本的な考え方のようだ。

ビジネスで利用する場合はどうであろう。
会社の経費削減のため、大事な商談にLCCを利用して向い、遅延、欠航、目的地変更で行けない様なことがあれば、目先のコストのため遅刻するような会社は、取引先として二度と相手してくれなくなるのではないだろうか。

旅行の時も同じだ。
メリットで挙げたが、購入時に、いくら便名、時間がはっきりしていても、悪天候等で、早々に欠航や目的地変更などをされたのでは、いくら明確なスケジュールを提示されていても、結局予定通りに旅行は出来なくなるので、移動手段として信用が全くできない。

LCCはコストを極力掛けないようにするため、同一区間を同じ機材を使用して、一日何往復もする。また、LCCのCAは、飛行中に乗客にサービスをする大手航空会社と同じ業務に加え、着陸して乗客を降ろした後に機内の清掃を行う。
次の離陸まで1時間も無いというフライトスケジュールも多く有る。当然時間が足りないと、無いとは思うが業務が手抜きになると考えられるし、次のフライトスケジュールまで業務をこなせず、遅延の原因になり兼ねない。

更に機材が小さいため、前述に重複するが燃料を多く詰むことが出来ず、遠くまで飛べない。アジアの主要都市まで飛ぶことが出来ず、途中の空港に着陸する経由便が多い。
それにより、離着陸時に空港混雑のため遅延の可能性も増え、必然的に、次のフライトに影響が出ることが多くなるし、離着陸時の魔の11分間(離陸時3分、着陸時8分)と呼ばれるように、航空機事故のほとんどがこの時間に起きているとのことで、経由便で離着陸が増えると、当然そのリスクが増えることであろう。

LCC(ローコストキャリア)の安さの秘密は、客が満足出来ない業務をしているからといえば納得できる!!

2012年7月3日にジェットスタージャパンは就航初日に最終便欠航となった。
新規の航空会社としては異例の就航初日欠航だ。これは新千歳空港に着陸した117便が1時間10分遅れで新千歳空港に着陸したため、折り返しの118便成田空港行きが、深夜早朝飛行禁止の始まる午後11時までに到着出来ないためというものだった。
考えられる最大の遅延時間を計算した上での就航だったのか疑問が残る。

早い話、トラブルが有ると代わりの機材を準備するなどの対応が出来ないというのがLCCの致命的な弱点だ。

機材に留まらず、ピーチ・アビエーションはパイロットの病欠が相次ぎ、機長を確保出来ず、5月19日~6月30日の間、国内線、国際線の448便の欠航を決め、補充が進まなかった場合、夏ダイヤが終わる10月25日までに最大2,088便が欠航する恐れがある。病欠で機長が確保できず欠航とは前代未聞である。

欠航や目的地変更等のトラブルの際に、LCCの場合は欠航になった便の振り替えを、その日の別便や、翌日の便で行う位で、運送約款を盾に、一切手配をしてくれない。
また、悪天候とは違い、機材の故障等で遅延、欠航の場合で完全にLCC側に責任があったとしても、LCC運送約款にあるからと、同等の対応しかしないのだ。

要するに、航空券購入時に乗客は運送約款を理解した上で購入しているので、LCCには一切の義務がないと言っているのだ。
だが、実際に運送約款を理解している乗客は殆どいないだろう。

しかし、大手航空会社の場合は、同じくそのように運送約款にあったとしても、ホテルの手配や交通手段の手配等を、会社の信用問題ととらえ、親切に対応してくれる。それは航空会社に限らず、社会の常識として客に親切に対応するのは当たり前のことだろう。

大手航空会社との違いは、更に予約時、搭乗時にもまだまだある。
チケット予約購入時に、預ける荷物の分を申告して料金を支払わないと、搭乗時チェックインできない。仕方がないのでカウンターにて重さを量り預ける訳だが、大変高額な料金を支払わせられることになる。
料金というか、もはや罰金に値するものだ。1kgオーバーなだけでも、中身を積み替えさせ、超過料金を請求される。
当然大手航空会社では問題無く、預けることの出来る許容範囲でもだ。予約時に荷物の重さを申告した場合、数百円程度で済む料金が、チェックインカウンターで当日支払うと、何と数万円請求される事がある。

また、機内持ち込み可能な重さであっても、バッグが既定のサイズ(Webサイトに記載されているが大変分かり難い)に合わないと、機内預け入れ荷物扱いにされ、重さによって高額な料金を請求される。
荷物の料金を追加で支払う事になると、この時点で大手航空会社との料金の差はほとんど無くなる。

>> 次のページ(3/3)へ

安さが売りのLCC(格安航空会社)、その見せかけの安さに落とし穴 <1/3>

いよいよ夏休み。行楽シーズンの始まりで、旅行の計画を立てている人も多いのではないだろか。
行き先や、日程、そして料金も重要だろう。安く旅をしたいと考えている人も少ないと思うが、気をつけなければならない。

LCC(ローコストキャリア)という言葉が、テレビや新聞の紙面によく登場するようになった。LCCとは格安航空のことだ。LCCが日本に参入し2年が経過しようとしている。20~30年くらい前までは海外旅行はもちろん、旅行や仕事で飛行機を利用するというのは、金持ちのステータス、高根の花だった。
しかし、従来の大手航空会社の格安航空券、そしてLCCの登場で、海外旅行はもちろん、国内の移動手段も飛行機が気軽に利用されるようになってきた。LCCというのは格安航空会社の中でも分類され、必要最低限のサービス、業務しか行わない、文字通りコストを極力抑えている航空会社のことだ。
LCC・ジェットツアー

そんなLCCの最大の魅力は料金が安いということだが、その反面、最大の魅力が最大の弱点であるかのうように、苦情が殺到している。

最近では格安航空会社の、スカイマークのキャビンアテンダント(以下、CA)のユニフォームに、強制ではないものの、ミニスカートを期間限定で採用。非常時の業務に支障が有り危険と指摘された。また、消費税増税の際には、ジェットスタージャパンが、3月31日22時から増税分を料金に上乗せしていたと報道もあったし、ピーチ・アビエーションに至っては、海面激突までわずか20秒という、まさに大惨事が起きる寸前状況まで発生した。
韓国の旅客船の違法だらけの運行で大惨事が起きたのが記憶に新しい最中、どうしてこのような事態が起きたのだろうか。
いまだに続く遅延、欠航。そんなお粗末続きのLCCの核心に迫ってみたい。

LCCが大手航空会社より廉価のようにみえるが、実際はただのみせかけだ!!

ここ数年、海外旅行が円高とLCC(ローコストキャリア)の参入で旅行業界全体にはかなりの追い風となっている。
LCCは文字通りコストを低く抑えている航空会社のことだが、コストを抑えた分航空運賃に反映させ、格安運賃で利用できるというのが最大の魅力だ。旅行や仕事の際に航空運賃を安く抑えられれば、その後の行程で、浮いた分の費用を旅行先で使うことが出来るのは、非常に魅力に感じられている。

では、LCCはいつ頃登場してきたのだろうか。
1977年ニューヨークからロンドンを結んだ「スカイトレイン」の名称で運行したレイカー航空が始まりのようだ。後に多くの会社がLCCに参入してきた。しかし、安定した収益を得られず、財務基盤、外的要因などにより、多くのLCCが参入しては消えていった。

そんな中、LCCに分類される会社が安定して運行をされ、収益をあげ、そして中には大手とまで言えるほどに成長したライアンエアー、イージージェット、ジェットスターなどのLCCもこの10年のうちに誕生、急成長してきた。

では、日本でのLCCの需要はどうだろうか。 2012年3月に日本で初めて就航したLCC、ピーチ・アビエーションを筆頭に、ついに日本でも本格的にLCCが参入してきている。

格安航空会社としてはスカイマークがその草分け的存在として有名だが、同じ2012年にはジェットスタージャパン、2013年にはANA(全日空)が共同出費し誕生したバニラエアなども就航して、今後、海外のように続々とLCCが参入してくる事は間違いないだろう。

LCCの最大の魅力は、冒頭で書いた格安を飛び越えた「超激安運賃」ではないだろうか。
大手航空会社より2割から5割安い上に、席数限定で100円単位の運賃、セール品に至ってはわずか2円という、客寄せのための運賃というのも販売されている。
その他にもLCCならではのメリットがある。そのメリットを幾つか挙げてみると、

1.機材(飛行機のことを航空業界では機材という)が比較的新しい中古機
LCCは新規参入の会社が多い。そのため、運行開始から10年程度の良い中古機材(機体)を、大手航空会社の払い下げを使用している会社がほとんどだ。
昨今の原油価格の高止まりだと運行費用も高くなってしまう。そのためにも、LCCの最大の武器である低コスト・オペレーションのためにも、LCCは中古機材とはいえ、積極的に新しい燃費の良い機材を導入している。
中古でも分解整備を徹底していることによって、故障が少なく、安全面でも運行して20~30年経っている機材より安全といえる。

2.便名、時間、全ての情報がはっきり購入時にわかる
1980年~90年代にかけては大手航空会社の「格安航空券」の時代。
旅行会社のみで購入が出来た。この格安航空券は、航空会社で購入する正規料金よりも大幅に安い代わりに、時間、便名どころか、どこの航空会社かも予約時点でははっきりわからなかった。
そんな「曖昧な航空券」と比較して、購入時点で便名・時間がはっきりする事は、旅行計画を立てる上でも大変便利だ。

3.最低、最大滞在日数の制限がない
LCCの特徴として片道で運賃が決まっているため、大手航空会社で一般的に割引されている航空券に付けられている付帯条件、最低最大滞在日数などがない(最低2泊など)。そのため日帰りも可能。

4.片道でも安い
大手航空会社の場合、往復ではそこそこ安くはなっているが、一部の航空会社を除き、片道はかなり割高でほぼ正規料金というのが一般的。LCCは前述通り、片道ベース料金設定のため、片道でも安くなっている。

>> 次のページ(2/3)へ

今秋、福島県知事選は期待できるのか?

福島県が復興への正念場を迎えている今、知事選に我こそは、との声が出ないのは何とも悲しい。
党利党略や対立候補の戦術を覗うばかりで、県民に向き合った県政が期待できるのか?
どいつもこいつも残念でならない。

—————————————–
10/26福島県知事選に備えて、当編集部では候補者の公約の真実を探り、当サイトで真実を公開していきます。
<「投稿サイト」編集部>

郡山市内放射能数値は、いまも毎時0.3マイクロSv以上高い数値

郡山市荒池公園・放射線量測定値0.314マイクロシーベルト前回に引き続き、昨日散歩のついでに郡山市内荒池公園の放射線量測定器を確認したら、相変わらず高い数値・毎時0.314マイクロシーベルトです。
日々の生活は変わらないまま、放射能は確実に郡山に蓄積されていきます。今後、定期的に荒池公園の放射能数値を投稿して、誰かが気づくのを待つしかないでしょうね。
★散歩愛好家より★

—————————————–
散歩愛好家さん、放射能計測値の定期的な投稿をお待ちしております。計測値投稿がある程度たまった段階で表にまとめます。ご協力ください。
<「投稿サイト」編集部>