内堀雅雄陣営の決起大会が県内各地で開かれているが、なかなか動員をかけても聴衆が集まらないようだ。10月21日(火)県北地区の伊達市ふるさと会館で行われた決起大会には800人の動員計画したものの、来場者は300人がやっとだった。
6時から冒頭の挨拶に立ったのは、過去の人となった菅野喬元県議会議長で、仁志田市長、JA伊達みらい組合長と続き内堀候補の到着を待って最後に5~6分本人が喋った。
次に福島会場(ウェディング・エルティ)が押しているとのことで、この決起大会は他の応援弁士も共に移動することになってわずか30分で散会となった。通常の集会であれば候補者が移動したとしても、他の応援弁士達がその後の場を盛り上げるものだが、即、撤収となったことに動員を掛けられた聴衆達は「なんだこのやり方は、、、」と文句を言いながら立ち去っていった。続いて福島市のエルティでは伊達市同様800人の動員を掛けていたものだったが、実数は600名も入らなかった。
翌、10月22日(水)は郡山ビッグパレットで同大会が開かれたが、並べられたイスは2000席と大量だったものの、座った実数は半分程で、多く見ても1100人前後だった。
マスコミの優劣判断は間違いでは?誰も内堀なんかやってないぞ!
マスコミ各社が終盤情勢として内堀優勢を伝えているが、これは電話取材や支援勢力、過去の経験値などを加味して判断されているものだ。しかし、今回の福島県知事選は、過去の経験則が当てはまらない特殊な選挙であると言える。
まず、県全体が大震災のみならず原発事故の放射能汚染という前代見聞のデリケートな状況下にあることが挙げられる。これからの真の復興のために働いてもらう知事を決めようとする時、安倍政権の保身のために民主系知事に自民相乗りという形で、独自候補擁立を一方的に潰されてしまった。このことによって自分達の知事を自分達で作ろうという多くの県民の期待感が削がれてしまうことになった。
知事選告示前後は、共産党以外、全党相乗りという現状に(新党改革は熊坂支援)戦う前から勝負あった感が、県内を支配していた。ところが、選挙戦も3日を残すという終盤の終盤になって、何故か内堀優勢は間違いではないのか、と思えるような状況があちこちに散見されるようになってきたのだ。それは、友人、知人の周辺を見渡しても、内堀支持で歩いている人を見ることがないというのだ。それは、ツイッターで呟きあっている比較的若い世代の人達の間でも、同様のことが話題となっているのだ。
国に県民の思いを発信できるのは熊坂候補だけだ!
福島県は国内唯一の原発事故被災県である。被災後初の知事を決めるのに中央政権が口出しをすることは絶対におかしいし、許せないことだ。今、県民と同じ思いを国に発信できるのは内堀候補ではなく、脱原発を明確に打ち出している熊坂義裕候補しかいない。当初は像と蟻の戦いと言われた選挙戦だが、今は熊坂陣営にとって内堀の背中が見えるところまで来たと言われる。
内堀陣営ではすでに、バンザイ三唱をやるのは誰、薬玉を割るのは誰、などと戦いはすでに終わって連合関係者は撤収作業に入っていることが伝えられてる。こんなバカげた話を聞いて、本当にこれで良いのかと思わされるが、熊坂陣営にとっての本当の戦いはこれからだ。
残り2日(投票日を入れると3日ある)で電話を掛けまくって熊さん支持を訴えれば、必ず勝機はある。勝った気で油断している内堀陣営に目にものを見せる時は、今しかない。
最後までガンバロー!!
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これまでの重要選挙で連合福島が果たしてきた役割は、組織に支援の指示を落としていく、ということです。つまり指示を完全に伝えたところで彼らの選挙は終わるのです。だから、投票の2~3日前には撤収作業に入っています。それが組織選挙なのです。ですから、今、内堀の支持を訴えるような選挙運動員はいないのです。
それにしても、今から当確が出た時の役割が決められているなどとは許せない話です。福島県人の意地を見せるためにも大逆転を信じて熊坂コールで頑張りましょう。
<「投稿サイト」編集部>