そもそも外人力士にやられっぱなしだからナメられるんだよ。

今年の初場所は、横綱白鵬が昭和の大横綱、大鵬の最多優勝回数32回に並んでおり、それを破って最多優勝回数33回になるかが、最大の注目点だったのではないでしょうか。他の横綱や大関陣がどこまで白鵬の優勝を阻止できるかも、大相撲ファンとしては見所だったでしょう。

それがなんですか、頼りのないモンゴル人の両横綱、角番王関などと、さっぱり盛り上がりにかけて、千秋楽を待たずして13日目で白鵬の33回目の優勝が決まってしまいました。13日目の優勝を決める相撲では、稀勢の里との一戦で、一旦は白鵬に軍配が挙がりましたが、同体とのことで取り直しが行われ、結局白鵬が取り直しで勝ち、33回目の優勝が決まったわけです。

おめでたい新記録達成の筈でしたが、白鵬はこの相撲について審判を批難しました。「元お相撲さんがビデオ判定しているのに、なぜわからない?子供でもわかる」と。

白鵬は大鵬の事を「日本の父」としたっていて、その父の記録に追いつき追い越したことは誰もが賞賛することでしょう。しかし、白鵬と言えば、角界の中でも紳士的なイメージがありましたが、記録を破ったという驕りが出てしまったのでしょうか、これだったら同じモンゴル人の元横綱朝青龍の方がヒールとはいえ、愛嬌がありみんな好きだと思いますよ。

外国から一人でやってきて、辛い稽古に耐え、今の白鵬があると思いますが、日本の国技を、横綱が外国人力士だけで占められているのもあまり面白くない上に、審判を批難など一丁前にしたら白鵬のイメージダウンです。大鵬は生粋の日本人ではなくハーフですが、日本人以上に日本人のハートを持った素晴らしい大横綱でした。

しかし、白鵬が天狗になってしまうのもわかる気がします。日本人力士があまりにも不甲斐ないからです。若貴ブームの再来を期待していますが、まずは稀勢の里に千秋楽まで横綱に優勝を決めさせない魂のこもった相撲を期待して、白鵬に続く力士が現れるのを楽しみにしております。


横綱白鵬

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白鵬の今回の態度は良くなかったですね。日本人力士も大関までは昇進してきますが、その後、角番続きで大関陥落、平幕まで下がっても恥知らずで続ける力士もいますが、日本人力士の横綱待ち遠しいですね!!
<「投稿サイト」編集部>