日本の損保システムおかしくないかい?

昨年末、年末の忙しい時期に追突事故にあいました。首、腰を痛めて通院中です。通院に関しては、立て替えなしで治療できているので全く不満がありません。担当の保険屋さんも親切でしたので。

しかし、当然追突事故ですので、私の車は後ろの部分が壊れました。ナンバーがめり込んでいたので、トランクが空くかどうか試して見ましたが、上に盛り上がったバンパーが干渉して、トランクのドアが開きません。閉めようにもそこで引っかかり閉めることが出来ず、半ドア状態となりました。

事故当日の昼頃、損保ジャパン日本興和の方から電話があり修理に出して下さいとのことで、翌日レンタカー(代車)の用意が出来るとのことで、自宅近くの知人の自動車整備工場に修理に出しました。

更に翌日夕方、保険屋さんから電話があり「お客様の車体価格が(車体の価値)が現在25万円上限で販売されています。修理代が結構破損が激しく40万円位かかります。正直なところ、車両価値までしか修理代が出せません」と言われました。事故など頻繁に合うものではないので「よく意味がわかんないんですが、結局どうするんですか?」と尋ねると「お客様は直す方向でお考えで?」と。「直さないでどうするんですか?」と言うと「そうですよねぇ。では修理工場と相談します」と言われその後、1ヶ月が経ちますが今に至って連絡がありません。

修理屋さんにもその日に電話でその旨、保険屋さんに言われたと言うと「そうなんですよ。オーバーした分は自己負担になります。加害者の方からも差額請求は出来ないんですよ。もし、差額請求して受け取ると、保険屋さんがその分を差し引いてしまうんですよ」おかしいなぁと思いネットで情報を調べると、やはり同じ経験をしている方が多いんですね。

自賠責で病院代を対応してくれて、物損の費用は任意保険から出ているのですが、人身死亡は無制限、物損も2000万円位は普通入っています。それなのに、価値までしか修理代を出さないとはどういう商売なのでしょうか。

確かにぶつけられて全塗装しろとか無茶を言う人がいると聞きます。それは当然認められないでしょう。(しかし下取りに出すときに事故歴ありになり価値が下がるのにおかしいとは思いますが)私の場合は、止まっていたところに、よそ見運転の女性が追突してきて怪我まで負いました。その上車が壊れ、古いとは言え大事に乗っていた車です。ぶつけられなければ壊れることも怪我をすることもなかったのに、今の保険制度はおかしいと思います。

昨日、修理工場に電話したところ、「中古部品を探して直すことになりました。まだ、いつ直るか未定です。」とのことでした。新車の代車に乗っているので時間はかかってもいいですが、今日で1ヶ月が。代車の通常料金が1日19、000円弱。もちろん保険屋さんとレンタカー屋さんとの間で値引き等があると思いますが、それにしても概算で50万円近くのレンタカー代が現時点でかかっています。

新品部品で修理を早く終わらせたほうがよっぽど安くつくと思うのですが、保険屋さんは修理代はここまでしか出さない、という何か理由があるんでしょうね。古い車に乗っているとぶつけられ損ということになります。もちろん、中古部品で価値以内の修理をしていると言う報告すらありません。

スリップ事故なら加害者も可哀想な気がしますが、お巡りさんにもよそ見をしてましたと言い放った女性は、こちらが怪我をしたのを知っても、1度も電話をよこすわけでもなく(保険屋さんにしなくていいと言われているからだと思いますが)事故は被害者だけがダメージを受けることになる、今の損保制度には不満が残ります。なんの為に高い保険料を支払っているのでしょうか。

それは、保険屋さんが大儲けするためです。

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私の知人は半年以上も通院を余儀なくされたもらい事故がありましたが、最初に電話をよこした保険料屋さんに「ひとつどうか1ヶ月以内で治して下さい」と驚愕の発言をされました。

保険屋さんも商売なので、渋るとこは渋るべきでしょうが、10対0の事故で、無理な要求ではなく、元の通りにしてくれればいいという希望に対しても、出し渋りをするという、この業界は顧客に対してのブラック企業と言えるのではないでしょうか。

<「投稿サイト」編集部>