福島河川国道事務所の要請を辞退した桑折町高橋町長

阿武隈川の洪水対策のための河川掘削残土処理に頭を痛めている福島河川国道事務所ですが、桑折町の半田山中腹の元砕石採取場への「残土仮置き」の要請を「桑折町民の健康が守れない」からという理由で辞退されていたことが河川残土処理を受注していた地元サブコンから聞こえて来ました。
県北の市町村に「無償」で河川残土を譲渡しますとしてヒアリングをしている福島河川国道事務所ですが、「放射性セシウム」を大量に含んだ残土では、「町民の健康を守れないのでは」、としてお上の要請よりも町民が大切だとして高橋町長は「英断」を下したそうです。
ところがお隣の伊達市の須田市長は、「放射性セシウム」を大量に含んだと言われる河川掘削残土を地区住民にも知らせず、新工業団地建設予定地に用地の売買代金も支払わないうちに、市の建設部参事と共謀の上、無償譲渡という「甘い囁き」に負けて「残土仮置き」という大義名分の基に、市議会始め伊達市民を愚弄しているそうです。桑折の高橋町長と須田伊達市長の判断、どちらが市民の為になるのですかね?教えてください。
(投稿ネーム:洪水対策のために阿武隈川の不用な残土を掘らせて下さい。)
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今年は梅雨が長いようです。また、秋の台風シーズンになると河川の氾濫から市民を守るため、堤防用の不用な土砂を河川残土として掘削している国交省ですが、その処理に結構苦労しているようです。その意味でも、早期のイオンモール造成工事にも着工して欲しいものですね。
<「投稿サイト」編集部>