元福島県立医科大学の学長兼理事長だった菊地臣一先生が死去しました。75歳でした。故人の遺志により詳細は明らかにされていませんが、平均寿命が80歳を超え、人生100年時代が間近と言われる中、75歳という年齢での逝去は残念な話です。
2月8日に福島民友、9日に福島民報と地元紙で報道されましたが、記事にあったように、ご本人は病気療養中だったそうです。聞くところによると、飛行機か新幹線かは分かりませんが、移動中に腹痛がおき、自身が務めている南東北病院でPET(ペット)-CT検査を受け、すい臓の異常があったことを発見し、長年、医療の世界で従事してきた菊地先生ですから、ご自分の余命を推し量ったようだと言われています。葬儀は「たまのや」で行われたようです。
いろんな方が追悼文を寄せていますが、まさに〝巨星墜つ〟といった感ですね。ご冥福をお祈りします。
(投稿ネーム:幕の下ろし方に感銘)
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菊地先生には以前、インタビューでお世話になりました。東日本大震災、東京電力福島第1原発事故の発生時、福島医大トップとして対応を指揮し、医療方面から本県の復興を支えた功績は大きく、惜しい人物を亡くしました。南東北病院の移転に伴って、まだまだ活躍の場があった筈です。残念の一言ですが、本誌でも追悼記事の掲載を予定しております。
<「投稿サイト」編集部>