赤十字本部に呼びつけられていた渡部赤十字病院長

平成28年度から始める福島赤十字病院の八島町への新築移転工事を目指している同病院の脳外科医の渡部洋一病院長ですが、建設資金の負担問題や営業収支の改善策を巡り日本赤十字本部に召還されたあげく、手厳しい経営改善対策の遂行義務を負わされたことが古巣の福島県立医科大学医局関係者から内々に聞こえて来ました。
当初現在と同じ約330床程度の新病院建設を予定していましたが、建設資金の問題と現有ドクター規模はじめ厚生労働省の7:1病院という最高医療報酬点数を維持する為に270床程度の新病院に内定したと言われています。
問題なのは菊池医大理事長が整形外科部長時代に「整形の福島赤十字病院」として不動の地位を確立したにもかかわらず、大原病院に整形外科講座から菊池理事長の後継者と称される佐藤院長が派遣されてからは、医大直参病院枠から除外され医大医局にドクター引き揚げをくらい常勤医が万年不足で売り上げ減少に歯止めが掛からないことだと赤十字本部から指摘を受けているそうです。
新病院を建設しても原価償却が本当にできるかが渡部院長の生命線だと院内では囁かれているそうです、患者にやさしくない「医は算術」の病院に脱皮するんですか?本部に呼び出された渡部洋一院長さん!
(投稿ネーム:赤字のドクター赤ヒゲ)
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せっかくの新築移転も医師不足では先が思いやられますね。整形外科は高齢化が進む地域医療にとっては需要も高く、住民も待ち望んでいると思われますから、ぜひとも予算の枠内で優秀な医師を確保してほしいものです。
<「投稿サイト」編集部>