世界遺産登録はめでたいが、外交に不安を残す安倍政権。

明治日本の産業革命遺産」の世界文化遺産登録決定が先日ありましたが、結局今回も何かと韓国に難癖をつけられ、なんとも日本も力が弱くなったなぁと情けなくなりました。

結局、登録されたわけですが何とも後味が悪いですね。あの外相会議はなんだったのでしょうか。会議ではお互い推薦で協力すると合意、年内の日韓首脳会談もあるのではないか、この最悪な日韓関係が少しは好転するのではないだろうかと考えられました。しかし蓋を開けて見れば、ドイツのボンでの世界遺産委員会では韓国は強制労働を蒸し返して妨害してきました。なんとも舐められた日本政府ですね。右翼思想の安倍政権とは仲良くしたくないのが見え見えです。

また、決定後に日本側が出した声明では、多くの韓国人が「その意思に反して(against their will)連れてこられ、厳しい環境の下で働かされた(forced to work)」というものだった。「強制労働(forced labor)を意味するのではない」。岸田文雄外相はこう主張しているようだが、こんなのただの言葉遊びで、どう考えても同じ意味ではないでしょうか。日本語ではニュアンスが理解出来たとしても、果たして外国語でその微妙な言葉の意味が理解されるかというといささか疑問が残ります。いずれにしろ日本側の声明は幼稚で韓国に揚げ足を取られる形となりました。

英語の表現では、安倍総理の会見を外務省が誤って翻訳しウェブにアップ、その為イスラム国に反感をかって日本人人質事件に発展した経緯もあります。

私は英語ができませんが、突っ込みどころのない言葉を選ばないと諸外国を納得させることなど出来ないのではないでしょうか。

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なんか英語にすると諸外国に突っ込みどころを多く与えてしまう日本の会見。もう少しまともな通訳いないんでしょうかね。

<「投稿サイト」編集部>