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90億円の特別損失計上で社員を退職に追い込んだフジテレビ

かねて50歳超し社員300名以上の希望退職を募ったフジテレビでしたが、3月期決算で退職給与の上乗せを始め再就職支援金など90億円の特別損失を計上することが明らかになりました。

バブル期入社組の高齢金食い社員により人件費が膨張していたフジテレビですから、更に90億円の特損を出してまでも「役立たず」は一掃するのは当然でしょう。これは年功序列・終身雇用との決別を1,000名以上の社員に自覚させるための経営判断だそうです。

次は社屋の新築も絡んで経常赤字経営が続いていて、株式の1/3を抑えられ、かつ社長が派遣されている福島テレビの高齢者社員の希望退職を募ることも時間の問題だそうです。また、福島映像企画などの子会社も人件費・経費削減の査定対象になるそうですから、子会社に再就職の「裏技」も剥ぎ取られてしまうそうです。

一番先に削減されるべきなのは、社員ではなく何もしない県議会議員3名の社外取締役ではないでしょうか?福島テレビ社内にしがらみのないフジテレビ派遣の横山社長。

(投稿ネーム:FTVもキー局を見習っては?)

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このFTVの社外取締役に関する問題は、本誌で何度か取り上げてきました。この特殊な県議の役員就任が制度化されてから60年もの長い年月が経過しているのですから、他県のテレビ局と同じように正常と言えるものになることを願っています。

<「投稿サイト」編集部>

キーテレビ局からの切り捨てが間近な地方テレビ局

東京のキーテレビ局から株主理論で、社長始めラインから外れた役員を招聘している県内の民放テレビ局ですが、親会社の広告収入激減による経常的経営不振から持分法適用の県内民放を本体経営から切り離す経営方針が行われていきそうです。ことにバラエティー番組に特化していたフジサンケイグループの落ち込みが酷く、高給取りの50歳以上の約300名を実質的な指名解雇処分を3月期決算前に行うことから、系列の福島テレビも子会社の整理を含めた大幅な社員整理は避けられないと言われています。

また、3大紙の朝日新聞系列のテレ朝ですら、大幅な広告収入減で子会社の面倒など見られないとしていますから大幅リストラも時間の問題だそうです。

視聴率№1の日テレでも親会社の読売グループの戦略で広告クライアントを獲得出来ない高級社員は要らないとしています。女子アナウンサーと同じく視聴率の取れないディレクターを始め管理職など、正社員でなく嘱託職員として契約するのも選択肢の一つとのことです。稼げない高齢社員は要らないということですね。

(投稿ネーム:働かざる者食うべからず)

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月刊タクティクスにも福島テレビの働かない社外取締役の話を掲載していましたが、このコロナ禍の中、広告でまかなう業界の大変さが物凄く伝わってきます。この数年間は、どの業界でも改革ですね。

<「投稿サイト」編集部>