一括下請けが横行している震災復興公共工事

相双建設事務所発注の震災復興・復旧工事ですが、相双地区に本社登記がなされている建設会社と、大手3流ゼネコンや県内大手のSクラスの土建会社と、名目だけの共同企業体を組み工事施工が行われています。
内情は現場所長だけをJVに派遣し、実質工事施工はサブの大手ゼネコンが、監理技術者始め施工を担当する名義会社と呼ばれている1次下請けまで段取りをするような、『JVサブ会社の一括施工』が堂々と繰り広げられていると、県内のAクラス土建業者から問題発言が発せられています。
なぜ発注者の福島県土木部相双建設事務所さんは、建設業法22条1項『実質関与のない施工管理による一括施工管理』で禁止されている一括下請け施工を黙認するだけでなく、経験・能力のない相双地区本社の建設会社に、法律を逸脱してまで優先発注を繰り返すのですかね?
相双建設事務所管内には建設業法はじめ施工通達令は適用されないのですか、国土交通大臣殿!

(投稿ネーム:福島県入札監理課)
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相次ぐ手抜き工事の発覚等で、建設業界への信頼が揺らいでいる昨今ですが、違法施工のしわ寄せが復興を心待ちにしている住民へいかないことを願うばかりです。
<「投稿サイト」編集部>