令和5年11月末までに終わらない造成・開発行為

イオンモール北福島を誘致・建設する為の土地区画整理事業者の「堂ノ内土地区画整理組合」の開発行為を受注している戸田建設・佐藤工業共同企業体ですが、阿武隈川河川掘削残土を搬入している国土交通省からの残土搬入が大幅に遅れていることに加え、福島県からの開発要件である調整池を始め交通渋滞対策の近隣接合道路の用地買収の遅れなどもあり、工事契約工期の令和5年11月末完成・引き渡し・完了検査が不可能であることが現場次席技術者から聞こえてきました。

元々、建築建物の地下に建設予定の調整池でしたが、4万㎥の容量だけでなく、軟弱地盤により、建設地変更や調整池の放流先である県管理の新堀川の河川改修工事の設計変更など、技術的に工期内完工は出来ないそうです。

また、完了検査、検査済証が無い土地をキーテナントのイオンモールは買収しないそうですから、一段と建築工事の着工・完成が遅れることが予想されます。この様子では、令和6年12月のオープンなどは現実的な話ではありません。

(投稿ネーム:伊達市イオンモールウォッチャー)

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構想から25年も経過している伊達市イオンモール計画ですが、次から次に問題が続出し、このままでは予定どおりの開業は難しそうです。今後の推移を見守りたいと思います。

<「投稿サイト」編集部>