新型コロナウイルスのオミクロン株が大流行している今日この頃ですが、私の友人が体験したある大手病院の出来事です。
私の友人は老化によって発症するという白内障を患っていました。そのことから大手病院の眼科に通院していましたが、ようやく手術の日取りが決まり、喜んで周辺にも教えていました。
ところが、最近のオミクロン株の感染者急増によって、この友人が予約されていた眼科、他診療科の手術予定者の患者多数が手術の延期を通知されたということでした。その理由は、病床の確保のため、命にかかわる病気ではない患者さんは待ってもらうとのことのようです。
ただ問題なのが、いつまでの延期なのか明確に決められておらず、「夏頃から手術は再開できるのでは…」といった曖昧な受け答えだったということです。視力が上がることを楽しみにしていた友人は、がっくりと肩を落としていました。命に関わらない病気といっても、その症状に困っている患者さんはたくさんいます。一体どうしたら良いのでしょうか?
(投稿ネーム:ようやく見えてきた光明なのに…)
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福島県内では、福島医大と郡山市の太田西ノ内病院が新型コロナウイルス感染症重点医療機関として800~1,000床のベッド数を保有しています。また、地区に分けられ中等症以下の受入医療機関が指定されています。このことから、新型コロナウイルス感染症の患者がいてもいなくても、病床等の備えはしておかなければなりません。県北にある大手病院がとった措置は正しいことですが、通院している患者さんはかわいそうと言わざるを得ませんね。一日も早い新型コロナウイルス感染症の収束を願うばかりです。
<「投稿サイト」編集部>