福島県立医大内科医局から医師を引き揚げられた大原綜合病院

福島市都市再生の起爆剤として旧福島市水道局跡地に移転新築した大原綜合病院ですが、県立医大整形外科講座に君臨していた、故・菊地臣一元学長の愛弟子である佐藤院長グループが病院経営支配を行っています。そのため、福島医科大学長派の循環器内科講座等の医局に属しているドクターの離職が3月以降続いているようです

とりわけ竹ノ下学長再選後、医大反主流の象徴である整形外科講座主任教授の紺野愼一氏が報復人事で南東北病院に左遷されましたが、以来、竹之下派筆頭の循環器内科、竹石恭知主任教授派が次期学長を狙っていて、系列病院から少しずつドクターを引き揚げていると言われています。そして、医大医局に「寄付口座」を設けている系列病院に優先的にドクター派遣を行っているそうです。

地獄の沙汰も金次第ということわざの通り福島医大出身の専門医の高度資格者の治療を受けるには、医大医局への多額の学術研究費という「指定寄付」を行っている地域医療支援病院ではないと専門医の診察は診てもらえないと言われているようです。

(投稿ネーム:医療業界も金次第?)

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以前、本誌でも福島医大のことを取り上げたことがありますが、その体制は連綿と続いています。病院から医師の引き揚げなど平気で行われているようですね。

2024年4月から、「医師の働き方改革」がスタートしますから、その影響もあるかと思います。医師の健康確保と地域医療の確保との両立、バランスよく行って欲しいものです。

<「投稿サイト」編集部>