被災地「福島」を利用する中国の政治的悪意、自国のトリチウム放出はお構いなし

8月、日本は福島第一原発からIAEA(国際原子力機関)の安全基準をクリアした「処理水」の海洋放出を開始した。すると、予想通り中国が日本からの水産加工品を全面禁輸とした。科学的、国際的に認められたものにかかわらずにである。これによって日本の水産業者は直接及び風評による大打撃を被っている。「核海鮮」呼ばわりである。

相変わらず科学的根拠と日本を無視、憎しみの全てを込めて日本を非難し続けている。そもそもこの行動は自国への否定にならないのか?更には、SNSと一般民衆を使い国際電話での「無差別クレーム」攻撃をしかけている。習近平政権は自らの経済的失政を隠すため、日本を標的にしていることがこの根底にある。

データを見るととんでもないことが分かる。福島の22兆㏃(ベクレル)に対し、中国浙江省の泰山(チンシャン)第3原発は143兆㏃、もう一ヵ所を加えると何と218兆㏃、全土では400兆㏃をも超えている。この数字は日本の20倍も垂れ流していることになる。

あまりに酷く笑い話にもならないが、中国ではガイガーカウンターが売れているそうだ。ある家で国産上海ガニを食べた娘の腹部に父親がガイガーカウンターをあてたところ、数値が急上昇したという話もある。これらは、IAEA、国際常識を無視した中国への「ブーメラン天罰」と言えるだろう。日本は泣き寝入りではなく、国際社会へ正当性を発信する努力が必要だ。

(投稿ネーム:中国海域の水の神様)

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今の中国は本当に何を考えているのか分かりませんね。自国で排出している原発処理水の濃度は、日本のものとは比較できないほど濃いものだそうです。どこかで、この問題を否定するような態度を取らない限り、逆に中国は国際社会から孤立してしまうことになるでしょう。

<「投稿サイト」編集部>